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3月11日大地震を経験したドイツ人がそれでも日本に訪れる理由

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Photo credit: Erika「Meine familie in Deutschland★ドイツから家族&HomeParty

Hi everyone!! TRiPORTライターのErikaです。
私にはドイツに家族ぐるみの付き合いをしている友人がいます。知り合ったきっかけは高校時代に所属していた国際ボランティアサークル。今回は、2011年3月11日の大地震を経験した彼らが、時差8時間、飛行時間約14時間をかけてまでも毎年日本を訪れ、日本をこよなく愛する理由をインタビューしてみました。

ルーカス・フェリックスについて

今回インタビューに協力してくれたルーカスとの出会いも、国際ボランティアサークルの場でした。今となっては家族のような存在です。彼は現在25歳、西ドイツ出身。ヴェストファーレン地方におけるミュンスターという中心都市に住んでいます。ボン大学で日本語と韓国語を専門としてアジア研究を勉強、異文化コミュニケーションに興味を持っており、ボン大学で卒業した後はミュンスター大学に進学して、コミュニケーション学を勉強しているそうです。では、ここからインタビューの様子を紹介していこうと思います。

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Photo credit:Erika「Meine familie in Deutschland★ドイツから家族&HomeParty

彼が日本に来ようと思ったきっかけ

日本の多彩なポップカルチャーがヨーロッパに輸入されて、主に若者を中心に浸透してきた頃、彼は初めて日本の現代文化に触れて、興味が湧いたそうです。それ以来、日本についてもっと深く知りたいと思い、16歳のときに日本語を学ぼうと決心。高校学校を卒業し、大学で本格的に日本語を勉強することにしたそうです。彼は、「2007年の春には、ようやくそのときまでメディアを通してしか見たことがなかった憧れの日本に行くという夢が叶いました。東京など様々な街に行って、一生忘れられないくらいの素敵な思い出ができました」と語ってくれました。

日本の第一印象は?

次は、日本についての第一印象を聞いてみると、「ドイツの田舎暮らしの私は、初めて東京を訪れたとき、その活気の溢れる様子を見て、非常に感動したことを今でも覚えています。交通機関も充実しており、欲しいものは何でも買える店があちこちにあるという便利な面だけではなく、深夜になってもネオンがきらびやかに輝くロマンチックな雰囲気も含めて、とても気に入りました。さらに、日本人の親切心や優しさに触れることで、さらに好きになりました」と答えてくれました。

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Photo credit: Erika Anne Nagaoke「【ドイツ女一人旅】フランクフルト空港から始まる。ドイツ人と生活

ドイツとの違い

ルーカスから見たドイツと日本の違いのトップ3は、
►日本人のおもてなし
「日本人の丁寧な心遣いとおもてなしには本当にびっくりしました。他人でもまるで大切な家族の一員のような温かい気持ちで迎えてくれます。親切にもてなすことは、とても素敵だと思いました」

►交通機関の正確さ
「他の国から時間に正確だと褒められているドイツでさえも、日本と違って交通機関によく遅れがでます。例えば、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)を使うと、電車が遅れたり、途中で止まったりするため、乗り換えに間に合わないことも珍しくありません。その点に関して日本は、大変優れていると感じます」

►日本の24時間営業のお店
「ドン・キホーテなどの24時間営業のお店をみると、ドイツにもあったらいいなといつも思います。いつでも欲しいものが買えるという便利さに感動しました。行くとつい、買うつもりでなかったものまで買ってしまいます。外国人にとってここは観光スポットの一つと言えるかもしれません」

3月11日の大地震を経験して

「大地震が起こったのは大阪から東京へ帰ってきたある金曜日。浅草の仲見世をぶらぶら歩き回っていたときに、急に地面がグラグラと揺れ出して、大騒ぎになりました。地震が起こらないドイツから来た私は、この地震はいかに激しいのか、その瞬間は判断できませんでしたが、周りの人の反応を見て非常に激しいものだろうと徐々にわかりました。地震の影響で交通機関が停止し、家族と連絡も取れず、どうしたらいいかわからず困っていると、私が泊まっていたホステルのスタッフ、日本人の親しい友達などが大きな支えとなってくれたのです。また同じような大地震が来る可能性もありますが、毎年必ず大好きな日本に帰ろうと思っています」

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Photo credit:Erika「Home Party-Detmold

将来どうしたいか

日本をこよなく愛する、そんなルーカスの夢を聞いてみると、「将来は必ず日本に関わる仕事をしたいです。ミュンスター大学を卒業してから、PRマネージャーとして日独企業の報告活動を担当するという夢があります。私はドイツに住んでいても、強い心の絆で日本と繋がっているつもりですし、これからも毎年少なくとも一回は大好きな日本を訪れたいです。そして、日本語をもっとうまく話せるように、頑張って勉強していきたいと思っています」

近い将来、彼はきっと日本とドイツの架け橋になることでしょう。彼の将来が楽しみです。

(ライター:Erika「LilyErikaシンガポール&日本ハーフのオーストラリアライフ!」)
Photo by: Erika「Meine familie in Deutschland★ドイツから家族&HomeParty

ドイツの旅行記はこちら

*Erika Anne Nagaoke「【ドイツ女一人旅】フランクフルト空港から始まる。ドイツ人と生活
*Takafumi Sato「ドイツ・デンマーク鉄道の旅
*Nobuki Arai「ポーカープロの道!!ドイツ・ケルン⇒デュッセルドルフの巻き

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