映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる“ジゴワット”という単位の秘密

access_time create folderエンタメ 映画
バック・トゥ・ザ・フューチャー 25周年 ブルーレイ

1985年に公開され大ヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』内に出てくる用語“ジゴワット”について。この“ジゴワット”はタイムスリップに必要な電力は1.21ジゴワットと劇中で語られており、初めて見た人は独自に作られた単位だと思っただろう。

しかしそうではなくこの“ジゴワット”は実在するものだったのだ。この“ジゴワット”は本来はギガワットであるべきところを、脚本家がgigawattのつづりをjigowattと間違えてしまったのが原因。そのまま制作が進みそのまま作品となってしまったのだ。つまりタイムスリップに必要な電力は1.21ギガワットとなる。

このジゴワットは有名になり会社の社名にまでなっているのはご存じだろうか。大阪にあるジゴワットがそれだ。1987年にできた会社なのだが、当時はジゴワットという社名ではなく、2005年に社名を変更し株式会社ジゴワットとなった。

ただし日本語音声の三宅裕司がドクの声を担当をしているバージョンでは“ジゴワット”ではなく、はっきりと“ジガワット”と言っている。これも正解ではないが少し近づいている。日本語音声はソフト版、テレビ朝日版、フジテレビ版の3種類がある。先日発売された25周年ブルーレイにはソフト版とテレビ朝日の日曜洋画劇場版も収録されている。それぞれの音声を聞き比べて見ると楽しいかも知れないぞ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]


バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]

ジガワットと言うドク。声優三宅裕司(バック・トゥ・ザ・フューチャー)(ニコニコ動画)

■関連記事
sengoku38を守り抜くと神戸でデモが行われる! 15日にも逮捕が決定される?
谷亮子議員が「女が嫌いな女ランキング」1位に突如浮上! 去年は圏外
実はスーパーマンは飛べなかった! 実は超高度ジャンプという設定
あの問題アニメ『サウスパーク』がついに宮崎アニメをパロった! しかし原型がないデザイン……
自作PCユーザーにありがちなこと 「ケースを開けっ放し」「漫喫のPCスペックに不満」

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる“ジゴワット”という単位の秘密
access_time create folderエンタメ 映画

ソル

  ネタのタレコミや情報提供は下記ウェブサイトからお願いします

ウェブサイト: http://getnews.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。