映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる“ジゴワット”という単位の秘密
1985年に公開され大ヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』内に出てくる用語“ジゴワット”について。この“ジゴワット”はタイムスリップに必要な電力は1.21ジゴワットと劇中で語られており、初めて見た人は独自に作られた単位だと思っただろう。
しかしそうではなくこの“ジゴワット”は実在するものだったのだ。この“ジゴワット”は本来はギガワットであるべきところを、脚本家がgigawattのつづりをjigowattと間違えてしまったのが原因。そのまま制作が進みそのまま作品となってしまったのだ。つまりタイムスリップに必要な電力は1.21ギガワットとなる。
このジゴワットは有名になり会社の社名にまでなっているのはご存じだろうか。大阪にあるジゴワットがそれだ。1987年にできた会社なのだが、当時はジゴワットという社名ではなく、2005年に社名を変更し株式会社ジゴワットとなった。
ただし日本語音声の三宅裕司がドクの声を担当をしているバージョンでは“ジゴワット”ではなく、はっきりと“ジガワット”と言っている。これも正解ではないが少し近づいている。日本語音声はソフト版、テレビ朝日版、フジテレビ版の3種類がある。先日発売された25周年ブルーレイにはソフト版とテレビ朝日の日曜洋画劇場版も収録されている。それぞれの音声を聞き比べて見ると楽しいかも知れないぞ。
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ジガワットと言うドク。声優三宅裕司(バック・トゥ・ザ・フューチャー)(ニコニコ動画)
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