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マツコ・デラックスが「リベンジ転職」の風潮を牽制 ネットは「でも自分も仕事変わってるじゃん」とツッコミ

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タレントのマツコ・デラックスさんが3月2日放送の情報番組「5時に夢中!」で、転職について語った。

この日の放送では、日経新聞の「リベンジ転職」特集記事が取り上げられた。リーマン・ショック後の就職氷河期にあたる2010~2013年卒に入社した若手社会人が、よりよい会社を求めて転職活動をする動きが出ている、という内容だ。

企業側も「若くて優秀な人材が獲得できる」と、この動きを歓迎。記事では「リベンジ」の成功例として、IT企業から日本たばこ産業に転職した2012年卒の女性らが登場していた。
「我慢した先にやるべきことがあるかも知れない」

こうした「リベンジ転職」について、マツコさんは「恐ろしいぐらい身近な話題」と語る。最近、自分が所属する事務所の社員が、元々志望していた企業の募集に応募して受かり、「3月いっぱいで辞める」と言われてしまったのだという。

そのため、欠員を補充するために募集をかけたところ、「ゴロゴロ(応募が)来る」ということだ。「彼らは(辞めた社員と)同じことをしているのよ。今働いてる職場が不満で、ヨソがよく見える」とその心情を分析する。

さらに「私たちのころは、身近な人が会社辞めるというのはそんなになかった」が、今の若い人は「リベンジ転職というよりも、もっとライトに考えていると思う」と述べた。特に30歳前なら「ちょっと違ったな」という気持ちでも1~2回転職できるとした。

ただ、マツコさん自身はこうした動きに賛同するわけではないようだ。「我慢するという言い方だと違うけど」と前置きしながら、「完璧に自分がOKとする場所ってないじゃん?」と、理想の環境探しのリスクを指摘する。

「そこがギリギリ我慢するレベルなのか、辞めた方がいいレベルなのかは、ちょっと深く考えた方がいいよね。勢いだけじゃなくて、意外と我慢した先に、本当にやるべきことがあるかも知れないじゃん?」

マツコも美容師や肉体労働者を経てコラムニストに

確かに、マツコさんのいうことも一理ある。仕事の達成感を得られるようになるには、一定期間は地道な修練が必要な場合もある。それをせずにすぐ辞めてしまっては、転職先でも同じことの繰り返しになる可能性がある。

しかし、よい企業に就職できるかどうかは、卒業年度の景気動向によって大きく変わるのも事実だ。冒頭の日経の記事に登場する転職希望者の中には、就職氷河期に当たったことで、残業が多く休日が取れない企業に就職してしまった人もいた。

インテリジェンスによると、2015年1月の転職求人倍率は1.18倍。転職希望者数と求人数はともに調査開始以来過去最高を記録した。就職氷河期で不遇な目にあった人が、転職市場の活性化を受けて「リベンジ」したいと思うのも当然だろう。

その一方で、ネットには「マツコだって仕事変わってるじゃん」といった声も出ていた。2002年に発行されたマツコさんの著書『アタシがマツコ・デラックス!』の商品紹介には、

「美容師~編集者~肉体労働者~フリーライターの華麗なる職歴」

という言葉があり、マツコさん自身がさまざまな職歴を経てきたことが分かる。

その結果、現在のタレントやコラムニストというポジションに落ち着いたことを考えると、一定期間我慢するのも大事だが、新たなチャンスが来ればためらわずにチャレンジする気持ちも必要だ、ということを頭に入れておいてもいいかも知れない。

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