東日本大震災から4年 3/11特別番組『LOVE&HOPE 4年目の春だより~明日(あした)へつなぐ言葉~』放送 溝口肇ら出演

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東日本大震災から4年 3/11特別番組『LOVE&HOPE 4年目の春だより~明日(あした)へつなぐ言葉~』放送 溝口肇ら出演

 東日本大震災から4年。3月11日 TOKYO FMで特別番組『LOVE&HOPE 4年目の春だより~明日(あした)へつなぐ言葉~』が生放送される。

 TOKYO FMをはじめとするJFN38局では、東日本大震災以降、被災された方々と全国のリスナーの心を繋ぎ、復興地の様々な姿を紹介する復興支援番組『LOVE&HOPE』(月~金『クロノス』内6:30~6:40)の放送を継続。4年目の春を迎える今年は、 番組の拡大版として『LOVE&HOPE 4年目の春だより~明日(あした)へつなぐ言葉~』を3月11日13:00~15:40に生放送する。

 この番組では『LOVE&HOPE』の取材を通じて出会った、岩手、宮城、福島で暮らす人々の“4年目の春”を見つめる。パーソナリティは 作家の平野啓一郎、朝の生ワイド番組『クロノス』のパーソナリティとしておなじみの高橋万里恵。さらにチェリストの溝口肇が復興への祈りを込めて生演奏を披露する。

◎番組『東日本大震災から4年、特別番組『LOVE&HOPE 4年目の春だより~明日(あした)へつなぐ言葉~』
03月11日(水)13:00~15:40
放送形態:TOKYO FM 半蔵門アースギャラリーからの生放送
出演者:平野啓一郎(作家)、 高橋万里恵(TOKYO FM/JFN『クロノス』パーソナリティ)
生演奏ゲスト:溝口肇(チェリスト)

・From 岩手県・大槌~この春、 卒業する女子高校生の揺れる心
昨年、この番組に出演してくれた岩手県上閉伊郡・大槌町の小林寿美(ことみ)さん。東日本大震災で大好きな祖母を失いながらも、周囲の大人たちに支えられて、大槌町の観光ボランティアを続けてきました。この春、高校を卒業し、大槌で暮らしながら、隣町・釜石のホテルに就職することを決めました。町のために生きていきたいという強い想い。でも一方では、町を出て自分の力を試してみたい、という気持ちも……。番組では、卒業式の模様とともに、彼女の“揺れる心”を追いました。

・From 宮城県・女川~3月21日、 私たちの「女川(おながわ)駅」が復活!
漁業を中心とした小さな港町、宮城県牡鹿郡女川町。震災から4年、住民が積極的にアイデアを提案する独自のまちづくり会議を経て、生まれ変わろうとしています。いよいよ3月21日、JR石巻線の全線開通と同時に、女川駅の駅舎が復活! 設計はプリツカー賞受賞の建築家・坂茂。まちづくり会議のメンバーで、町を代表するかまぼこ店「高政」の四代目・高橋正樹さんは「女川は終点駅の町だと思っていた。でもこれからは女川駅は始発の駅になる。ここから世界へ、女川を発信していく」と語ります。何かを変えようと模索する住民たちの声をお届けします。また当日は、Date FM(エフエム仙台)の協力で女川からの生中継も実施します。

・From 宮城県・石巻~平均年齢30才! 若きフィッシャーマンの挑戦
世界三大漁場の1つ、三陸沖で活躍する若きフィッシャーマンたちが、地域や業種の枠を超えて最強チームを結成しました。目指すのは、今までの概念を打ち破る、次世代の水産業。漁師は魚を捕るだけでなく、市場のニーズをしっかりと把握し、さらなる品質向上を目指す。そして生産現場にしかない価値を消費者に伝え、水産業への興味と理解を深める。個人個人が変化する力を身につけ、まずは自分たちが「真にカッコよくて稼げるフィッシャーマンになってやる!」と意気込みます。平均年齢30才の若きチームの奮闘をお伝えします。

・From 福島県・富岡~小学生がラジオ番組作り! 富岡キッズステーション
原発事故の影響で全町民避難が続く、福島県双葉郡・富岡町。富岡の臨時災害FM「おだがいさまFM」も、避難先の郡山市内にある「おだがいさまセンター」から放送を続けています。「おだがいさまFM」の人気番組の一つが『みんなで伝える、富岡キッズステーション』。富岡の小学5年生3人が、企画から取材まで担当。仮設住宅のお年寄りにインタビューするコーナーでは、富岡の歴史や昔の暮らしについて、世代を超えた微笑ましいやりとりが生まれています。小学校の児童数が900人から20数人に減ってしまった厳しい現実の中で、ラジオ番組作りに奮闘する子どもたちの元気な声をお届けします。

・From 福島県・南相馬~行方不明になった家族を探し続ける「福興浜団」
4年目の春を迎える今も、津波で行方不明になった家族を捜索する人たちがいます。福島県南相馬市の「福興浜団」は、東日本大震災で犠牲になった方が一人でも多く家族の元へ戻れるように、海岸での遺骨捜索、被災家屋の片付けや泥かきを行っています。団員の1人、上野敬幸さんは、両親と当時8歳の娘さん、3歳の息子さんを失いました。くる日もくる日も探し続け、最愛の娘さんと母親の亡骸を見つけましたが、現在も、息子さんと父親は発見出来ないまま……。上野敬幸さんや福興浜団の皆さんと一緒に、南相馬の海岸線を捜索し、本当の意味での復興を考えます。

・午後2時46分の祈り~溝口肇による生演奏
震災発生時刻2時46分は、リスナーとともに黙祷をささげ、追悼の音楽をお届けします。生演奏を披露してくれるのは、日本を代表するチェリスト、溝口肇。未曾有の大震災の記憶を風化させないために……。新たな思いで、励ましと癒しの音楽を届けます。

・大切な人に綴る手紙~コバルトーレ女川・泉田圭太選手
「コバルトーレ女川」は、漁業を中心としたと小さな港町、宮城県牡鹿郡女川(おながわ)町をホームタウンとする社会人サッカークラブ。過疎化や少子化が進む女川町を、サッカーを通じて活性化させようと2006年4月に誕生しました。そんな「コバルトーレ女川」にJFLのYKK AP(現カターレ富山)から移籍してきたゴールキーパーの泉田圭太選手が登場し、移籍当時、初めての地で支えてくれた「女川の母」への感謝の手紙を綴ります。東日本大震災によって、町は壊滅的な被害を受け、お世話になった「女川の母」も犠牲となってしまいました。チームも活動休止を余儀なくされましたが、泉田選手をはじめトップチームの選手たちは町に残り、活動再開を夢見て、復興支援活動を続けたといいます。今は女川で結婚し、この町で暮らしていくことを決めた泉田選手。お世話になった「女川の母」に、今、贈る言葉とは……。

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