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恒松祐里らの合唱にスタッフ号泣!

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「撮影に入る前に、半年間かけて合唱の練習をしました。平日は学校なので、土日に集まって。あと五島弁の練習もCDを借りて、口に出してやりました。撮影に入った後も、地元の方に聞いてもらいながら覚えました」

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恒松祐里ちゃんは、16歳の女優。撮影は今から約半年前のこと。高校1年のとき、持てるすべてを注いで臨んだ作品が、2月28日から公開となる映画『くちびるに歌を』だ。

「ロケは中五島で約1カ月半、ちょうど夏休みを使って撮影しました。楽しかったですね。同級生役同士の女子で、一部屋に8人。合宿のような感じでした!」

和気あいあいとした雰囲気で撮影したという本作の舞台は、長崎県の五島列島の小さな島。青い海と美しい緑に囲まれた中学校に、新垣結衣さん演じる臨時教師、柏木ユリが赴任する。彼女は東京で才能を認められたピアニストだったが、なぜかふさぎ込んでピアノを弾こうとしない。嫌々ながら合唱部の顧問を任されるが、部員たちとのふれあいを通じ、やがて心を開いていく。祐里ちゃんは、合唱部部長の仲村ナズナを演じる。

「とても性格が似ていると思いました。人前で弱いところを見せないことや、人を引っ張るのが好きなところとか。ただ、複雑な家庭環境を抱えている部分に関しては、とにかく考えて、監督と話して演じるようにしました」

合唱の“課題曲”はアンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』。劇中の「ここぞ!」というときに始まる合唱が、それはそれは涙を誘うのだ。

「最後の方に“ある場所”で合唱をするシーンがあるんですけど、撮影中はメイクさんから照明さんから、ボロボロ泣いてくださって。それを見て、手応えと同時に、ここまでよくやってこられたなと思いました」

それぞれが悩みを抱え、ひとつの目標に向き合っていくなかで、成長していく。本作は登場人物それぞれの内面を、実に丁寧に描く群像劇だ。

「この作品を通して、私自身もすごく成長できたなと思っています。こんなに大きな作品に、通しで関わらせていただくのは初めてだったので、すごく勉強になりました。この先いろんなことがあるけど、いつでも立ち戻れる“原点”のような作品になったと感じています」
(吉州正行)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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