ベトナムで超混雑道路を渡る技を見てみよう!

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東南アジアの国々、特にその都市部を旅していると、圧倒されてしまうことの一つが、凄まじいまでの交通量。

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経済発展が急速に進み、都市部に沢山の職場ができてきているものの、鉄道網がまだ完全とは言えず、多くの人たちがバス・車・バイクなどで通勤しています。

また人々が少しずつ裕福になり、かつては高級品であったバイクに手が届くようになり、バイクを日常の足として活用する人たちが急激に増えているようです。

このような背景もあり、朝夕の出勤時間は大変な混雑、それ以外の時間帯も道路が飽和状態に近いという状況を、多くの場所で見かけます。

例えば、渋滞が激しい場所の1つ、インドのムンバイ。渋滞がなければ30分ほどで行ける場所でも、渋滞のため2時間以上かかった!なんてことも。

そしてもう1つの特徴が、交通量だけではなく、道路での振る舞いの違いです。交通ルールをきっちりと守り、規則に沿って行動していれば、比較的安全な日本から来ると、驚くことだらけかもしれません。

インドでは、どの車も信号はきちんと守っているのだけれど、車線以上に車の列があったり。インドネシアでは、車線の一部に線が引かれ、そこを大量のバイクが走っているので、バイク車線なるものがあるのかと思いきや、路線バス用の車線を勝手に走っているだけだったり。

そしてもう1か国、初めて訪れた旅行者をよく驚かされる光景が。それはベトナムのハノイやホーチミンの道路光景です。

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絶え間なく、バス・タクシー・自家用車、そしてバイクが走り続けます。そしてバイクは二人乗りは当たり前。3、4人が連なって乗っていることもあります。

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信号があるところは、皆さん信号の指示に従います。ただ、難しいのが大きな通り。道路に横断歩道の線は引いてありますが、車・バイクの波が全くやまず、初めて訪れる人たちは茫然と立ち尽くしてしまいがちです。

ただよくよく見てみると、地元の人たちは、すいすいっと道路を渡っています。とめどなく続く車・バイクの波のちょっとした隙間を見つけて、走ることなく一定のペースで歩ききって渡る人。うまく隙間を渡り歩いては多少止まり、反対側まで行き着いている人など。

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車・バイクの運転者も、こうした歩行者の踏み込みにより、急ブレーキを掛けることなく、一定のペースで走り続けているようです。

ハノイ・ホーチミンなどの繁華街を訪れる機会がある際には、観光地そのものだけではなく、こうした光景もぜひ注目してみてもよいでしょう。

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