【Interview】100%オリジナル!新時代の動画メディア「Spotwright」に密着

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2015年2月5日。既存の動画サイトとは一線を画す、まったく新しいサービスが誕生した。その名も、「Spotwright」。100%オリジナルの動画を、モバイルファーストで毎日放映する、ドキュメンタリー動画メディアである。

現在は、4つのプログラムを展開。日本の未来を作り出すアントレプレナーやクリエイターの姿を追うドキュメンタリー番組、国内在住の外国人たちがリアルな東京を紹介するインタビュー番組など、スマホ世代の心を揺さぶる、魅力的な映像コンテンツが豊富に揃っている。

サービスを立ち上げたスポットライトは、オリジナルコンテンツ製作に加え、次世代YouTuberの支援も、積極的に行っていきたいという。CEOの明石 岳人(あかし がくと)氏に、詳しいお話を伺った。

若年層のために立ち上げた価値あるドキュメンタリーメディア

Q1、「Spotwright」誕生のきっかけと経緯について、お聞かせください。

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2013年の終わり頃、YouTubeに挿入される動画広告をターゲットにした、新しいCM制作形態を担うスタートアップをやろうと、私と元GoogleのCo-Founder、CM制作会社のプロデューサーといった、インターネット業界と映像業界のメンバーがクロスオーバーしてディスカッションする機会を、週2回くらいの頻度で始めたのが発端です。(中略)

その後、「スマートフォン時代の動画メディア」というフレーズをキーワードに事業コンセプトを固め、「スマートフォンに適した動画の撮影と、編集を行った映像のアウトプット」、「検索されたり、ソーシャルで共有されたりする価値のあるコンテンツの中身」、「オールドメディアから見捨てられた若者層にターゲットしたメディア」という3つのポイントを軸とし、昨年6月10日に会社を立ち上げました。

Q2、「Spotwright」とは、どんなメディアなのでしょうか。

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スマートフォンでカジュアルに楽しめる、オリジナル動画コンテンツを毎日放映する動画メディアです。

放映する動画のすべてに共通するのは、「これからの未来を作る人」の姿を伝えるドキュメンタリーだということです。

私たちは、若者がテレビや新聞といった既存のメディアから、ユーザーとして見放されている状況に、大きな憂いを抱いていました。

彼らは、新聞も読まない、雑誌も買わない、テレビも昔に比べて見なくなっている、と巷で言われる世代であると同時に、インターネットで動画を頻繁に見ている世代でもあります。

また、そのアクションの多くは、スマートフォンで行われているため、彼らに一番刺さるものは、スマートフォンで楽しめる動画コンテンツではないか?と考えたのです。(中略)

Q3、他の動画メディアとの違いは、どこにあるのでしょうか。

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まず、既存の代表的な映像コンテンツホルダーの皆さま(TV局や映画会社)は、例えば40インチ以上のTVや、シネマスクリーンのサイズを基準に、映像コンテンツを製作しています。

「ひな壇芸人カルチャー」が、アナログ放送時代になかったのは、かつての小さいテレビの解像度では、誰がどの芸人かも判別できず、あの集団芸が成立しなかったからです。そうしたことも踏まえ、「Spotwright」では、スマートフォンの4インチの画面で見て最適なものを最初から念頭に置いた上で、映像を作っています。

また、インターネット上にはバイラルメディアやキュレーションメディアといった形で、YouTubeにアップされている動画コンテンツに、見出しテキストやサマリーなどの付加価値をつけて、展開しているメディアが存在します。そういったメディアは、現在オリジナルで動画コンテンツを作るということはしていませんが、弊社では企画から製作まで、一貫して自社で行っています。(中略)

オリジナル製作のコンテンツを、タダでどんどん提供するというスタイルは、他にはない独自なものだと自負しています。(中略)

年内に動画コンテンツ1,000本!新番組も続々登場予定

Q4、今後の展開について、教えてください。

今月中に新しい番組の放映を開始しますが、今後もどんどん番組ラインナップを増やしていく予定です。

年内に、動画コンテンツを合計1,000本製作する目標でして、今のところ順調に進行しております。

Q5、これから「Spotwright」を視聴するユーザーへ、メッセージをお願いします。

(中略)私たちと動画の間に存在していたあらゆる壁が、スマートフォンによって取り払われました。

これからの未来を担う世代の方が、通勤、通学の途中、ちょっとした休憩時間に、「Spotwright」の動画を見てくれること、それがインスピレーションの源泉となり、未来の礎となることを願っています。

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