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「粉末酒」も!粉末食材が続々登場

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僕たちの食生活で、いつもお世話になっているのが「コナもの」。食べない日はないと言えるほど様々な料理に使われている「小麦粉」や、このところ使用された食品が増えている「米粉」など、粉末化した食材は様々なカタチに加工されて、僕らの胃袋に収まっている。

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他に粉末食材といえば、「きな粉(大豆粉)」とか「そば粉」ぐらいかな…などと思って調べてみたら、怒濤のように押し寄せる「粉」の数々! 山芋、さつま芋、里芋、紅芋などの芋類から、シイタケ、ニンジン、カボチャ、トマトなどの野菜類、イチゴ、バナナ、アサイーなどのフルーツ、ピスタチオ、アーモンドなどのナッツ、さらには食用の竹炭や珍味のからすみなど、驚くほどの種類の食材が粉末化されているのだ。

料理用だけでなく、お湯に溶かして飲むことで花粉症に効果があるという「蓮根(れんこん)粉」や、ポリフェノールの一種であるケルセチンが豊富だという「タマネギの皮の粉末」など、健康食品としても粉末食材は人気が高いし、麻の種子を粉末化したヘンプパウダー、世界一辛いといわれる唐辛子ブートジョロキアなど、何に使うのか謎の多い食材も粉末として販売されている。

さらには液体も片っ端から粉末化。加工食品界では古くからよく使われている「粉末しょうゆ」や、新技術でアルコール分もそのままに粉末化に成功したという「粉末酒」など、もはやあらゆる食材が粉になっているといっていいほどの状況なのだ。

こうした粉末食品は、元の食材と比べて特性などに変化があるのだろうか。管理栄養士の「食育子さん」こと、川村郁子さんに伺ってみた。

「どの食材も基本的には乾燥して粉末になることで栄養価は高くなります。ビタミンCなどの水溶性の栄養素は減少するものもあるかと思いますが、その他の成分は濃縮されるので、同じ分量なら単純に“濃く”なるはずです」

栄養価以外にも、粉末食品のメリットは多い。

「粉末化することで、食材を洗う、皮を剥くなどの下ごしらえの必要がなく、様々な料理に気軽に使えるのは大きな利点です。粉なら、どんな料理にも加えることができるので、レシピも広がりますよね。それに生の食材に比べて保存が利くのもうれしいポイントです」

ニンジンやホウレンソウなどの粉末は色も鮮やかなので、キャラ弁当の彩りに使っているという主婦も多いらしい。

これだけ利用価値の高い粉末食品だが、加工食品ならではのデメリットもある。

「やはり生に比べて風味が落ちてしまうというのはありますね。例えば『粉末生姜』などは、栄養素はキープできても、あの香りは減少してしまいます。その他の粉食材も、濃縮されている分だけ使いすぎるとカロリーも高くなる傾向にあるので注意が必要ですね」

とはいえ、粉末食品は様々な可能性を秘めている。あらゆる粉を使いこなして、新時代の「コナもん」食文化を作りあげてみては?
(大谷弦/清談社)
(R25編集部)

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