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なぜ世界をまわった旅人は「プラハ」が最も美しいと絶賛するのか

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筆者撮影

TRiPORTライターの濱松です。
世界の美しい街のランキングに必ずといっていいほど列挙されるチェコ共和国の首都「プラハ」。世界を見て回った旅人のなかには、「プラハが最も美しかった」と断言する人さえもいます。なぜそれほどまでにプラハは人を惹きつけるのでしょうか? 今回は、プラハが美しい街と言われる理由になっている5つの魅力を紹介していきます。

①芸術の街「プラハ」

プラハには、美術館・博物館が多く存在します。ヨーロッパの古代美術ならシュテルンベルク宮殿、中世美術なら聖アネシュカ修道院など、美術館・博物館以外でも、芸術に触れる機会が多くあります。また、プラハは日本でも人気が高いミュシャの故郷として知られています。専門の美術館が2つもあることから、プラハに住む人々もミュシャを敬愛していることがわかります。

②音楽の街「プラハ」

筆者撮影

筆者撮影

我が祖国シリーズの「モルダウ」で知られるスメタナ、第9シンフォニー「新世界」のドボルザークなど、プラハで活躍した偉大な作曲家は多く存在します。また、毎年春には、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団主催のクラシック国際音楽祭が開かれるなど、クラシックの分野において、世界有数の都市であることは間違いないでしょう。そして路上ライブも、モルダウ川に架かるカレル橋の上などをはじめとして、そこら中で演奏されており、足を止めて演奏に聴き入る聴衆を見かけることもできます。

さらに、最も注目すべきは、“クラシック音楽を聴く”ことに対する敷居の低さです。ここプラハでは、毎日教会やコンサートホールで演奏が行われており、価格も2,000円前後。演奏時間は1時間程度のものからあり、日常生活の中にクラシックが溶け込んでいるかのような雰囲気です。普段はクラシックを聴かないという観光客にとっても、この価格と演奏時間ならば、チャレンジしやすいのではと思います。

③文学の街「プラハ」

Photo credit:flickr (arnoKath)

Photo credit: arnoKath on flickr

プラハは、20世紀を代表する作家、フランツ・カフカの出身地で、街のあらゆるところで彼の顔写真が目に入ります。プラハ市民は、90年も前に没したこの作家のことを今でも敬愛し、街の象徴としています。

Hostel franz kafka(ホステル フランツ カフカ)を経営する現地ホテルの宿主は、「彼は、プラハ市民にとって忘れられない人物の1人。彼が生まれ育った地で自分も育ったことを誇りに思う」と言っていました。

あの村上春樹も、プラハ文学賞を受賞した際に、フランツ・カフカのファンであることを述べてたそうで、その偉大さが伝わってきます。

④中世ヨーロッパの街「プラハ」

(撮影:ライター)

筆者撮影

中世ヨーロッパの雰囲気が現在も残っているプラハ。当時の建物をそのまま使用し、痛んだ箇所のみ修繕していくことで、街の歴史を継承し、残していこうとする姿勢があります。その街の様子を見ると、観光客の多くはおとぎの国の話にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることでしょう。街の大きさに対し見所が多く、ただ歩いているだけでも飽きることがありません。オススメは、旧市庁舎の塔など高いところからの景色。たくさんある赤レンガの屋根を一望できます。

⑤イベントの街「プラハ」

旧市街広場で開かれるクリスマスマーケット(撮影:ライター)

旧市街広場で開かれるクリスマスマーケット(筆者撮影)

プラハは、年間を通してイベントが盛りだくさん。春にはイースターマーケットでグッズと伝統的な雰囲気を楽しむことができ、夏には、あらゆるジャンルの音楽祭が目白押し。プラハプロムは、ヨーロッパのなかでも有数な文化イベントです。

あらゆるイベントのなかで最も有名なのは、やはり冬のクリスマスマーケット。ドイツの各都市やオーストリアのウィーンと並び、大変盛り上がりを見せます。開催時期は11月末から1月1日までと長く、その魅力的な雰囲気を楽しもうと様々なところから多くの観光客が押し寄せます。旧市街広場で行われるものが特に盛大で、旧市庁舎や聖母マリア教会、聖ミクラーシュ教会など、12世紀の建造物に囲まれながらクリスマスマーケットを楽しむことができます。グリューワインを飲みながら、お土産を探しにたくさんの屋台を見て回れば、きっと寒さも忘れられるでしょう。

おわりに

1000年の歴史を持つプラハ歴史地区は、1992年に世界遺産に登録されました。その魅力は、きれいな街並みだけではなく、あらゆる文化が発達しているからこそだと思います。人を惹きつけ、息を呑むような景色となっている場所も多いと言えるのかもしれません。この街を訪れたときには、ぜひ細部までプラハに浸ってみてください。

(ライター:濱松 教道)
Photo credit: 濱松 教道

プラハの旅行記はこちら

*Takuya Miura『ヨーロッパ一人旅−5カ国目
*Takafumi Sato『チェコドイツ一人旅

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