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「旅行が好き」と言えても、「趣味が旅」と言えない訳とは

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Alice「【ギリシャ サモス島】日帰り滞在6時間!大満足女子旅」より

TRiPORTライターの林です。

「旅行」と「旅」

皆さんにとって、この2つの言葉は同じものだと感じるでしょうか? それとも違った意味として捉えているでしょうか…?

一見、この2つの言葉が表すものは同じように思えますが、それぞれから異なる意味を感じているのは、私だけではないように思います。個人の見解ではありますが、改めて考えてみるとこのようなイメージがあります。

旅行…ある程度中身が決まっている。目的が定まっているもの。複数人で行く。
旅…完全に自由。自分の意見でその後の行動が変えられる。個人で行く。

そこで、改めて調べてみると『旅行(りょこう)、旅(たび)とは、定まった地を離れて、ひととき他の土地(場所)へゆくことである。(Wikipedia「旅行」より)』という、一括りにされた記述がありました。しかし、インターネット検索で「旅 旅行」と入力すると、「違い・意味・ニュアンス…」と、「旅と旅行」の差を探し求めるような検索ワードが続いて出てきます。それらを見てみると、様々な人がこれらの言葉に関する定義を推測していました。

このことも踏まえつつ、先ほどの個人的なイメージをさらに掘り下げてみます。

Akiyuki Minami「Istanbul 2009 - フレンドリーでエキゾチックな、飛んでイスタンブール!」より

まずは「旅行」。思いつく言葉をいくつか挙げてみると、卒業旅行・社員旅行・家族旅行・温泉旅行など、事前にテーマや中身、目的が定まっているように感じられます。パッケージツアーもどちらかというと旅行のイメージです。修学旅行はその典型だと思います。「京都を旅行した」と、「京都を旅した」は、意識せずとも、自然に使い分けられているのかもしれません。

Horie Kentaro「初めての海外一人旅。導かれたのは、インドでした。〜ヴァラナシ(ベナレス)編〜」より

そして「旅」。私自身、様々な場所に出かけ、いくつかの国へも訪れましたが、正直、「旅と呼べるものはあまりしたことがない」というのが率直な感想です。世界一周などは、ここでいう「旅」の代表ではないでしょうか。青春18きっぷを使って、一人で宿を決めずに国内をふらふらとしたことが、私のなかでは最も「旅」らしい旅だったと思いますが、「旅行が好き」と人に言えても、「趣味が旅」と言うには、どことなく経験値が足りないような気がするのです。

kiki「トルコひとり旅」より

旅行も旅も気持ち次第

適切な言い方なのかはわかりませんが、なぜだか「旅」のほうが「旅行」よりもかっこいいと思っていたことがありました。しかし、「たくさんの国を見たことがある人がすごい」、「旅の期間が長いほうがベテラン」という考えは、本当にそうなのかと、今は思うようになりました。

海外離れなどと言われている昨今。あえて言葉の持つ意味を記事にしていますが、旅行も旅も素敵な出会いがあふれていることに変わりはありません。旅行でなく旅をすればいいというわけではなく、そこから何を感じとるのかで価値は変わってくるはずです。

Compathyでは様々な人の旅行や旅を覗くことができます。旅のコレクションを世界の人たちと共有しつつも、そのスタイルはもちろん自由。そこにある素敵な旅のエピソードも、旅行のエピソードも、どちらも同じように私の日常と「旅」をつなげてくれている気がするのです。

私も現在、友人たちと旅行を計画しています。さすらいの旅とは少々離れたものになりそうですが、このワクワクする気持ちはさすらいの旅とも変わらないと思います。「これまでに経験した数々の旅行も含めて、この人生そのものが旅!」なんてかっこいい解釈もありなのかもしれませんね。

(ライター:林 綾子)
Photo by: Horie Kentaro「初めての海外一人旅。導かれたのは、インドでした。〜ヴァラナシ(ベナレス)編〜

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