リアルすぎるけど一体誰得!? 海洋堂のゴキブリやハエのカプセルトイが話題に
「深海生物」や「神獣根付」、「十二支頭骨根付」などのユニークなカプセルトイでおなじみの海洋堂から現在、クロゴキブリやキンバエなどをリアルに再現した「有害生物大全~身近に潜む生活害虫~」(1回税込300円)が発売中だ。
種類は上記のほかヒトノミやスズメバチ、ケジラミの全5種で、同社らしいマニアックなラインナップになっている。
昨年10月、1月下旬から発売することを発表するやいなや、「キンバエ欲しいwwでかいww」「マダニの吸血前/後とかも出ないかな?w」「偽物でも手に乗せるの嫌や」「さすが海洋堂」など、ネット上で話題になっていた。
早速手に入れた一般のネットユーザーからは、「このキモさ、たまんないっす」「海洋堂のゴキブリのフィギュア、冗談で親父に握らせたらマジビビリ、その反射でまじパンチくらった」など、再現度の高さがうかがえる声が上がった。
それにしても、人が嫌悪しがちな害虫を、なぜ玩具として発売することにしたのだろうか。その疑問を解消すべく、同社の広報担当者に話を聞いた。
開発・販売に至った経緯を聞くと、「当社では、以前からカニやイカ、クワガタ、イモムシなどの、生き物に特化した商品を販売してきました。今回の『有害生物大全』もそうですが、どれも『森羅万象のおもしろいモノを詰め込んだ小さな博物館』をコンセプトに掲げており、自然・文化・創造などから、テーマを生き物に絞ったシリーズを展開しているのです。そのため、見た目が美しい生き物だけではなく、忌み嫌われて敬遠されるような生き物にもフォーカスし、模様や造形をお伝えしていきたいと考えております」と話してくれた。
また、多くの人が拒絶するであろうゴキブリに関しては、次のようにコメントする。
「ゴキブリのおもちゃは”いたずらグッズ”として昔から親しまれてきました。しかし、触角の位置や色、足の本数が違うなど、造形的に子ども騙しのものしか見受けられなかった印象があり、しっかりとリアルに再現することが重要だと考えました。それにニッチな角度から見ると、実は需要があるのです」
最後に、「これからも万人ウケするものだけではなく、今までに見たことのない題材を用いて表現の幅を広げていきます。博物館の1シーンとして見ていただければ」と今後について語ってくれた。
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