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斜め上すぎる!歴史的価値あるニセモノ?をなんと約300点も展示する「大ニセモノ博覧会」開催!

普通の展覧会は「◯◯の実物を展示」や「本物を公開」などが謳い文句になっていますが、普通とは一味違う展覧会をご紹介します。

国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で開催される「大ニセモノ博覧会ー贋造と模倣の文化史ー」は、なんと「ニセモノ」を展示。ジュラ紀から現代まで約300点にもおよぶ珠玉の「ニセモノ」と「ホンモノ」が一堂に会します。

「ニセモノ」というと歴史的に価値のある出土品や芸術作品、現代では食品偽装や偽ブランドなどの良くない印象ですが、実は暮らしの中で重要な役割と歴史とを持っています。本展では「ニセモノ」=「悪」、「明と暗」「黒と白」といったステレオタイプな分け方ではなく、「ニセモノ」と「ホンモノ」の微妙な関係を描き出します。「ホンモノ」に対する「ニセモノ」を単に展示するのではなく、「ニセモノ」と「ホンモノ」の複雑な関係が、時代や社会背景によって、どのような原理で振幅してきたのかを明らかにしていきます。

武田家、徳川家康の偽文書や、偽酒の作り方の秘伝書、人魚のミイラ(!)、小判の製作工程を記録した小判所絵図、偽化石などなどジャンル、年代を超えた「ニセモノ」の数々を一挙に展示。織田信長の「ホンモノ」の書は初公開とのこと。

「大ニセモノ博覧会」の魅力的な展示品、数ある中から見どころをいくつかご紹介します。

安南陶器ニセモノ事件
安南陶器はベトナムで作られた陶器の総称で、江戸時代には茶道具として珍重されました。ニセモノの安南陶器を売るため、発掘現場を撮影したビデオまでニセモノ。手の込んだ悪質な詐欺事件でした。

ニセモノの安南陶器(個人蔵)

ニセモノの安南陶器(個人蔵)

ニセモノの地域性
ニセモノから読み解く、夢と宴会の世界。書画の収集には地域性があり、「家の格」も誇示されていたことがわかります。書画には所有者が鑑賞するだけでなく「人に見せて自慢する」という役割もありました。

雪舟は山口ではなじみの深い絵師。この掛軸と鑑定書は山口県のある家に保管されていたもの。

伝雪舟「鷹之絵」掛軸と鑑定書(個人蔵)

伝雪舟「鷹之絵」掛軸(個人蔵)

伝雪舟「鷹之絵」掛軸と鑑定書(個人蔵)

伝雪舟「鷹之絵」鑑定書(個人蔵)

こちらは兵庫県播州のある家の収集品の一つ、大石内蔵助の書状。赤穂浪士に縁のある土地ですね。

伝大石内蔵助 書状(個人蔵)

伝大石内蔵助 書状(個人蔵)

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