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「おごられたことを覚えている若者を優遇する」 為末大さんの「いやらしい話」に共感集まる

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「おごられたことを覚えている若者を優遇する」 為末大さんの「いやらしい話」に共感集まる

元陸上選手でタレントの為末大さんが12日、自身のブログを更新し、Facebookなどで話題を呼んでいる。人間関係における為末さんの「仕事観」のようなものだ。

「今回ばかりは、どうかお願いします!」
「今度ぜひ、別の形でお返しさせていただきます!」

仕事をしていると、そんなふうにお願いをされることがあるだろう。為末さんの言葉で言うと「仕方ないなという頼まれごと」のことだ。
「借り」に相手が気づかないと…

そんなふうに頼まれたら、自分にそれほど得がなくても、受けてしまうこともある。ただ仕事上の話なので、やはり「こっちはまずはそちらに貸しますよ、というつもり」になるのも仕方がない。

為末さんが問題にしているのは、自分への「借り」に相手が気づかないことだ。そうした感覚がない人が相手の場合、「貸したときのリターンのなさったらない」と手厳しい。すると、そういう「恩がわからない人」から、再度頼まれごとをされても、「次第に受け流す」ようになってしまう。

逆に「恩がわかる人」になるには、世の中の「理屈」や、その頼みを受けてくれることにどんな「意味」があるのかを理解しなければならないと為末さんはいう。実際に選手経験を通じて、自身も理解したそうだ。

「選手時代、人が資料を作ってくれることにたいして気を使わなかったけれど、自分でやってみて感謝するようになった。誰かが紹介するということはある種の信用貸しなのだけれど、これを他人にするようになり、意味がわかるようになった」

お金ではない「信用や恩義」は、数字では測れないので、面と向かって「恩を貸しているんですよ」と言うのも難しい。でもそうした「信用」が、仕事を動かす側面があることも確かだ。為末さんはブログの記事をこう締めている。

「いやらしい話、おごられたことを覚えている若者を私は優遇する。仕事ができるかどうかはわからないけれど、そいつはたぶん信用できる」

「だからこそあまり奢られたくない時も」

ネット上では、この一文に共感する人が多かった。目立つのはこうした「恩がわからない人」が上司だったときが「最悪」「厄介」という人の意見だ。

確かに部下からの「借り」を認識せずに、「ワシの手柄だ!」と自慢する上司は多いということだろう。こうした「人の親切心を食いつくし、当然のように次を要求する」という人を「クズ」だと吐き捨てる人もいる。

「確かに。 奢りたいから奢るんだけど。 正直な所、覚えてくれてるだけで内心は全然違う気がする。 だからこそあまり奢られたくない時も、結構あるわけで。笑」

「これ分かるなぁ~ 、と同時にどれだけの人に借りてきたかと思うと…頑張らないとね!」

どれくらい「借りた」、これくらい「貸した」というのは可視化出来ないからこそ、意識してバランスをろ取ろうとしている人が世の中で信頼を得るのかも知れない。

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