日本最大級のクラシック音楽祭LFJ2015開催、テーマ&メインビジュアルを一新

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日本最大級のクラシック音楽祭LFJ2015開催、テーマ&メインビジュアルを一新

 ゴールデンウィークの風物詩、『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015』のプログラムが決定し、2月12日都内にて記者会見が行われた。

 2005年からスタートした本音楽祭は、東京国際フォーラムを中心に丸の内、大手町エリアの複数会場で開催され、前回までの来場者数はのべ640万人にのぼる。過去10回は、作曲家や、特定の時代をテーマに開催されてきたが、11回目となる2015年のテーマは「PASSIONS(パシオン)恋と祈りといのちの音楽」だ。アーティスティック・ディレクターを務めるルネ・マルタン氏は「祈り、恋、いのちの3つのパッションを切り口に、約400曲をセレクトした。」と説明し、「普段クラシックを聴かない人にも分かりやすい普遍的なテーマにするこで、コンサートから帰ってからも、自宅でテーマや作曲家が込めた想いについて語りあっていただけるのでは。」と述べた。

 また、2月に開催された本場ナントのラ・フォル・ジュルネを取材した音楽ジャーナリストの林田直樹氏は、テーマを作曲家で区切らないことでプログラムの自由度が飛躍的に増し、冒険的なプログラムに多数出会うことができたと語った。そして印象的な公演として「ヴォックス・クラマンティスによる(現代作曲家である)ペルトの合唱曲と、バッハのピアノ作品を交互に演奏した公演は、300年以上の時を経た作曲家を同時に聴くことができ衝撃的だった。」と紹介した。そして「コンサートを“はしご”していくと、1つの公演を終えて自分の耳に音が残っているうちに、全く異なる時代の音に出会える。」と、本テーマならではの時代を超えた体験について語った。そして今回、アンバサダーを務める辰巳琢郎氏は「クラシックもワインも、うんちくを語るより、たくさん聴くのが大切。つまみぐいのように聴けるのもLFJの特徴なので、ぜひ足を運んでみてほしい。」と締めくくった。

◎開催概要『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015』
テーマ:PASSIONS(パシオン)恋と祈りといのちの音楽
日程:2015年5月2日(土)~4日(月祝)
会場:東京国際フォーラム、よみうりホール、大手町・丸の内・有楽町エリア
主催:東京国際フォーラム

More info:http://www.lfj.jp/lfj_2015/

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