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ポテトと一緒にいかが?ブルガリアヨーグルトを本場で実食!

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筆者撮影。ブルガリアのコンビニにて。なんと1棚すべてヨーグルト!

TRiPORTライターの濱松です。
旅に出てみると、現地に行くからこそ知ること、感じることが本当にたくさんあります。例えば、その土地ならではの食文化に触れると、意外な発見に出会うこともあるでしょう。

なぜそう思うのかというと、筆者自身、日本でもお馴染のブルガリアヨーグルトが本場では意外な食べ方をされているという発見があったからです。なんと、ブルガリアやトルコを含むギリシャなどのバルカン半島の国々、さらには北アフリカでは、デザート感覚ではなく、主食の1つとして頻繁にヨーグルトを食べていたのです! 今回は、日本とは異なる食べ方をしている海外のヨーグルト事情をご紹介します。

本場ブルガリアのヨーグルトを実食!

ブルガリアと言えば、ヨーグルト。ヨーグルトと言えば、ブルガリアを連想する方も多いはず。実際に、ブルガリアを訪れてみると、スーパーに陳列されたヨーグルトの数に圧倒されます。味の種類は、プレーンタイプが主流。「これが本場のブルガリアヨーグルトか!」と、少し感動しながらいくつか選んで食べてみると…。

結果は、日本でお馴染の“明治ブルガリアヨーグルト”とほとんど同じ味がしました。正直、味のサプライズはないです(笑)。

それもそのはず。この明治ブルガリアヨーグルトは、1970年の大阪万博で、明治乳業の社員がブルガリアのヨーグルトを食べたことをきっかけに製造が始まりました。そして、現在でもヨーグルトに含まれる菌は、ブルガリアで製造されたものを使用していて、品質は本国のお墨付き。むしろ、本場ブルガリアと味が異なっていたほうが問題なのです。

発祥はブルガリアではない!?

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筆者撮影

ブルガリアのヨーグルトの起源は、約5,000年も前までさかのぼります。と言っても、意図的に乳を発酵させたわけではありません。お酒の起源と同じように、うっかり乳を放置していたら発酵が進み、ヨーグルトのようになったそうです。
そして、発祥の地はブルガリア…ではなく、お隣の国、トルコ! 本来トルコ人は遊牧民で、牛や羊、ヤギの遊牧を行っており、乳製品が身近にあったことが、ヨーグルトの誕生と密接に繋がっています。トルコ語で“ヨウルト”と呼ばれていたことをきっかけに、現在のヨーグルトという呼び名になりました。

ヨーグルトはブルガリアだけではなく、実際にはギリシャをはじめとするバルカン半島や北アフリカでも生活に根ざした必需品となっています。バルカン半島の国々に広まった理由は、やはりこれもトルコの影響で、かつてトルコがこの地域一帯を領土としていたことが大きな要因だそうです。また、北アフリカでも遊牧が盛んであったため、ヨーグルトを頻繁に食べる文化が生まれたとか。

ポテトにもかけるヨーグルト

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photo credit: Frost At Midnight via photopin cc

日本の場合、ヨーグルトはデザートや健康食品として食べる人がほとんどかと思います。しかし、ヨーグルトを多く食べる国々では、主食のソース、和え物、ディップ、デザートなど多様な使い方がされています。なかでもポピュラーなのが、飲むヨーグルト。特にトルコでは、アイランと呼ばれ、親しまれています。飲むヨーグルトと言っても、日本のものとは違い、塩の味がするので、はじめて飲む人はきっと驚くと思います。その爽やかな味わいは暑い日などに飲むと、さっぱりして食欲が増すそうで、夏の時期には特に飲まれているとか。

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筆者撮影。ポテトの上にヨーグルトをかけて、牛ひき肉をのせたトルコ料理

北アフリカのモロッコやアルジェリアなどでも、ヨーグルトをタジンやクスクスに添えて食べる文化があります。ただ、北アフリカでは、基本的に砂糖を多くしようする文化があるため、味付けは甘めになっているとか。もしかしたら、日本の方々は北アフリカのスタイルのほうが馴染みやすいかもしれません。

おわりに

旅に出てみると、世界には本当に多様な食文化が広がっているのだなと感じます。今回紹介したヨーグルトのように、同じ食材でも味付けが異なっていたり、その国によって位置づけが違っていたりと、驚きや発見が多くあります。さらに、その土地の食文化に興味も持つことで、その背景にある歴史や気候について知ることにも繋がります。ぜひ海外に行った際は、その国ならではの料理を食べて、日本との違いを楽しんでみてください。

(ライター:濱松 教道)

ブルガリア・トルコの旅行記はこちら

*Tomohiro Akasaki『ケバブは炭焼きに限る!魚介類もいける!
*Shohei Watanabe『ブルガリア 伝統ある街ハスコヴォ 首都ソフィア

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