実は2人だった!「このミス」大賞の作家・降田天の素顔

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実は2人だった!「このミス」大賞の作家・降田天の素顔
WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー
「Morning Insight」。2月9日のオンエアでは、第13回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した、
作家の降田天さんがゲストに登場しました。

小説『女王はかえらない』で、第13回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した降田天さん。
実は、降田天というのは女性2人の作家ユニット名。プロット担当の萩野瑛さんが小説のあらすじとキャラクターを考え、
執筆担当の鮎川颯さんが実際に小説を書くというスタイルなのだそうです。

荻野さんは、ユニットで小説をつくるメリットを「お互いの欠点を埋められるということ」だと言います。
「鮎川さんは本人曰く、あまりお話を作るのがお上手ではない。私は文章を書くのがとても下手ので。
そこら辺を埋められるというのが利点ですね」(萩野さん)

まさに二人三脚で、憧れの「このミス」大賞を手に入れた2人。
さぞ、気が合うのかと思いきや、実は性格は正反対のようです。2人が出会ったきっかけは、
大学の児童文学サークルの新歓コンパ。第一印象は「絶対気が合わない」でしたが、
意外にも同じ本が好きだったことから、急速に親しくなったのだとか。

今でも「喧嘩はしょっちゅう」なのだそう。喧嘩後も、せっかちに解決を急ぐ鮎川さんに対し、
「2時間ぐらいは放っておいてほしい」と部屋に閉じこもってしまうという萩野さん。
そんなところにも性格の違いが出るようですが、小説づくりにおいて意見が対立したときは、どうやって納めるのでしょうか。

「そこはとにかく話し合いで。どっちも作品を面白くしたいという気持ちは同じなので、
相手の言うことのほうが面白いなと、もう1人に思わせれば勝ちみたいなところがあって」(鮎川さん)

「相方すら、納得させられないことでは読者の方も納得させられないと思うので」(荻野さん)

読む人の思い込みを利用した、見事な仕掛けが満載の小説『女王は帰らない』。
性格の違う2人のユニットだからこそできた、驚きのミステリーをぜひ堪能してみては。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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