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球春到来! 今季こそ、「トリプルスリー」が見たいんや!!

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 キャンプが始まり、多くの選手が今シーズンの目標を口にしているが、その中で、よく聞かれるのが「トリプルスリー」というワードだ。これは、打率3割、本塁打30本、30盗塁を同時に達成することをいう。今シーズン(あるいは近い将来)、「トリプルスリー」を本当に達成するのは誰なのか? 近年の成績からその可能性を探り、ワクワクしてみようではないか!

 『週刊野球太郎』編集部に、三冠王の可能性を持つ選手などを聞いてみた。

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◎「トリプルスリー」に最も近い男

 昨年、打率.331を記録し、初の首位打者を獲得した糸井嘉男(オリックス)は、「トリプルスリーに最も近い男」といわれて久しい。打率は6年連続で3割超えを果たしており、盗塁もレギュラーに定着してからの6年間の平均が27.8個で、ここ2年は33個、31個と要件を満たしている。ただ、本塁打が最高で昨年の19本と、10本以上不足しているのが現状である。

 そのあたりは本人も意識しており、今キャンプでは飛距離アップを目指して、試合用よりも70グラム以上重いバットでフリーバッティングをこなし、ロングティーも多く取り入れるなど、対策も入念だ。

 この効果で、昨季リーグトップの36本だった二塁打がフェンスを越えるようになれば、トリプルスリー達成が一気に現実味を帯びてくる。

◎九州のミスターフルスイング

 豪快なフルスイングで球場を沸かせる柳田悠岐(ソフトバンク)も「目標はトリプルスリー」と公言した選手のひとり。

 昨年は、デビュー4年目にして全試合出場を果たし、打率も初の3割オーバー(.317)、盗塁も33個を記録した。あとは糸井同様に、15本だった本塁打を増やせるかどうかにかかっている。

 幸いなことに、今オフ、本拠地であるヤフオクドームは改修をしている。右中間と左中間のふくらみが最大5メートル程度削られるだけでなく、高さが5.8メートルあった外野フェンスもグンと低くなる。昨季、ヤフオクドームでは6本だったホームランが大きく増えると予想されている。

 多くのOBや現役選手に「飛距離がスゴイ」と認められているだけに、コツを掴めば、アッという間に本塁打を量産しそうな柳田は、早速、王貞治球団会長から打球が上がる打ち方を伝授されているという。ホークスのOBで本塁打王の経験もあり、きれいな放物線を描く、と評された“ホームランアーティスト”小久保裕紀氏の背番号「9」を今季から背負うことも、後押しになるかもしれない。

◎大ブレイクのリードオフマン

 自チームだけでなく、侍ジャパンでも1番打者として大活躍した山田哲人(ヤクルト)。昨季の打率.325はリーグ3位、ホームランも29本放ち、ほぼ「ダブルスリー」だった。

 ボールの仕様変更もあって、日本人選手の30本塁打オーバーが珍しくなった今、比較的ホームランが出やすい神宮球場を本拠地としているとはいえ、高卒4年目としては特筆すべき数字だろう。

 課題は昨年15個の盗塁だ。もちろん、山田も対策を怠っているわけではない。自主トレ中に新しいスパイクを試し、キャンプでは現役時代に盗塁王の経験がある福地寿樹外野守備走塁コーチに教えを請うなど、盗塁強化への意欲を見せている。

 足の速さは持ち合わせているだけに、盗塁の技術が高まってくれば、昨年以上の数字は残せそうだ。

 もちろん、ブレイクした翌年だけに、他球団の投手の攻めも厳しさを増す。昨年並みの打撃成績を残せるかも課題となるだろう。

◎またまだいるトリプルスリー候補

 昨年、キャリアハイとなる25本塁打を放ち、盗塁王と打率.290台の経験もある陽岱鋼(日本ハム)、チーム躍進の原動力となっている丸佳浩(広島)、昨年のセ・リーグ盗塁王で抜群の身体能力を誇る梶谷隆幸(DeNA)、伸びしろを考えれば大谷翔平(日本ハム)もチャンスはあるし、松田宣浩(ソフトバンク)もまだまだあきらめてはいないはずだ。

 過去に8人しか達成しておらず、2002年の松井稼頭央(達成時は西武。現楽天)以来12年間も出ていないが、上記の顔ぶれを見れば、近いうちに9人目のトリプルスリーが誕生する可能性は十分。来る日を楽しみに待ちたい。

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