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「シニア向けスマホ」では満足できない シニアのためのシンプルスマホ「BASIO KYV32」

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国内におけるスマートフォンの普及率はまもなく50%に達しようとしているが、年代別に見ると60代以上ではまだ20%に満たないのが現状だ。「スマートフォンを使ってみたいけど不安で踏み切れない」シニアに向けて開発されたのが、2015年春モデルとして発売されるau初のシニア向けスマートフォン「BASIO(ベイシオ)」だ。開発を担当したKDDI プロダクト企画本部の松木 恵と三笠篤志に話を聞いた。

初心者でも普通のスマホが欲しい-調査結果から見えたシニアの本音

au初のシニア向けスマートフォン「BASIO」。誰もが使いやすいシンプルさ

「シニアはどのようなスマートフォンを欲しがっているのだろうか」――製品企画の段階で、実際のユーザーとなるシニア層の方々の意見を聞いたところ、従来「シニア向け」とされている製品に対して、さまざまな声が集まった。「シニア向けスマートフォンとされている製品には、アプリ・コンテンツサービスであるGoogle Playがインストールされておらず、使えるアプリが限定されていたり、『分かりやすさ』を優先してデザインが洗練されていなかったりする点に不満を感じているお客さまが多いことが分かりました。60代といえばシニア世代と私たちは考えてきましたが、実際はまだまだ現役の方も多いですし、パソコンは普通に使いこなしている人も多く、リテラシーもある世代。これは当然の結果ともいえます」(三笠)。

一方で、「通話やメールなどの基本的な機能の使い方が難しいのではないか」という不安や、「料金が高くなるのが嫌」という理由から、スマートフォンに興味があってもフィーチャーフォンを使い続けているシニアがいることも分かったという。こうした調査結果から、BASIOは「見た目と機能は普通のスマートフォンだが、フィーチャーフォンからスマートフォンに乗り換える初心者に、使いやすい配慮がさりげなく施されている」製品を目指した。

ポイント【1】
「専用ボタン」で分かりやすい操作

そのこだわりが最も表れているのが、機能ごとに割り当てられた専用ボタンだ。本体表面下部には、従来のAndroidスマートフォンの画面に配置されている「戻る」「ホーム」「履歴」ではなく、「電話」「ホーム」「メール」のボタンを配置した。これは、「画面をタップしてアプリを起動するのではなく、フィーチャーフォンと同じように、ボタンを押せばすぐに操作できる配慮をしました」(松木)。不在着信時には電話もメールもボタンが点滅するので、見逃す心配もない。

側面には専用のカメラボタンを配置し、写真の撮りやすさにも配慮した。「側面のボタンも一般的なスマートフォンよりも大きく、見やすく、押しやすくしました」(三笠)。紐を通しやすいように丁寧に作りこんだストラップホールも、「電話にはストラップをつける」ことが当たり前になっているフィーチャーフォンから乗り換える人への配慮だ。


本体表面下部に、左から「電話」「ホーム」「メール」ボタンを配置。電話がかかってくるとボタンが点滅するといった機能も装備。ストラップホールも紐を通しやすいように工夫されている


押したことがはっきり分かるように配慮された側面のボタン

ポイント【2】
見やすさとスタイルを両立した大画面

フィーチャーフォンと同じような使い方をする人のために設計した「電話・メール中心タイプ」のホーム画面

もっと大きな文字で見たいという人向けには、「拡大鏡」の機能ももちろん標準装備

BASIOのホーム画面には、文字サイズやコントラストを調整して、見やすさを確保しつつ、画面全体の色合いには統一感を持たせ、アイコンの配置を自由に変えられる「BASIO専用ホーム」を開発した。電話・メールを中心にした従来のフィーチャーフォンと同じような使い方をする人には、電話とメールのほか、カメラや地図などよく使うアプリを優先的に配置した「電話・メール中心タイプ」、お気に入りのアプリが決まっている人は、自分が使うアプリを自由に配置できる「カスタマイズタイプ」を選択して、自分の使いやすいようにアイコンを配置できる。

また、「大きな画面が欲しい」という声に応えて、画面サイズは、シニア向けスマートフォンでは最大の5.0インチの大画面。さらに、ブラウザでウェブを表示した時には、通常の1.2倍サイズで表示されるように設定されており、アプリの画面でも、可能な限り文字を拡大して表示している。「拡大するためにピンチインの操作をしてもらうのではなく、最初から大きな文字で表示するほうが分かりやすいと考えました」(三笠)。もっと大きな文字で見たいという人向けには、「拡大鏡」で画面内の任意の場所を拡大して見られる機能も搭載した。

ポイント【3】
「聞こえやすい」を実現する「スマートソニックレシーバー」と「聞こえ調整」

フィーチャーフォンに比べて「耳を当てる位置が分かりにくい」というスマートフォンへの不安を解消する独自技術「スマートソニックレシーバー」を搭載。ディスプレイ部分全体の振動で音が伝わるので、耳を当てる位置を気にせず通話できる。しかも、au VoLTEにより、従来のカバーしきれなかった周波数帯域まで対応した高い通話品質も提供する。

「年齢が上がるにつれて音が聞こえにくくなる、とはいっても、聞こえにくさには『高音がキンキンする』『音がこもる』といった個人差があります」(三笠)。BASIOでは、聞こえにくさの違いに配慮して、好みの音質に調整する「聞こえ調整」機能を実装。通話中の無音部分を利用して相手の声がゆっくり聞こえる「ゆっくり通話」機能と合せて、会話がはずむ聞き取りやすさを提供する。

ポイント【4】
「初めての不安」を「初めての楽しさ」に。「au スマートサポート」無料キャンペーンとシニアの方にもおトクに利用いただける「auスマートパス」を提供

「BASIOユーザー向けのサービス設計で重視したのは、フィーチャーフォンからスマートフォンに乗り換える時の不安の解消と、今までフィ―チャーフォンではできなかった体験を楽しんでいただくことです」(松木)。55歳以上で「BASIO」を購入した方向けに、「au スマートサポート」加入付きの利用料金3,000円(加入月含む3カ月間の利用料金含む。4カ月目以降は月額380円)(税抜)が無料になる「BASIO発売記念auスマートサポート特別キャンペーン」を実施する。

また、取り放題アプリやおトクなクーポンなどを月額定額料金で楽しめる「au スマートパス」も、BASIOではカスタマイズして表示する。「BASIOで表示するau スマートパスは、画面の文字を見やすく大きく表示するのに加えて、シニア向けおススメ情報を分かりやすく掲載します。例えば、クーポンの内容も若い人向けのものよりも、旅行などシニアの方に楽しんでいただきやすいものを優先して配信するといった工夫で、よりスマートフォンを楽しんでいただけるようにしています」(三笠)。

専用料金プランでシニアのスマートフォン活用を応援

「BASIO」を開発担当したKDDI プロダクト企画本部の松木 恵(左)と三笠篤志

乗り換えの一番のネックとなっていた「料金」の不安を解消するために、55歳以上で「BASIO」を購入いただいたユーザー向けに、月額データ容量を0.7GBを含む「シニアプラン(V)」を提供する。「月額のデータ容量は、フィーチャーフォンで月額1,000円から1,500円程度、メールやウェブを使っていたユーザーを想定して設定しました。スマートフォンで、リッチなウェブをさくさく見られるという機能性の向上に見合った料金設定だと考えていただければと思います」(松木)。アプリやサービスを使いこなすようになって、データの使用量が増えれば、一般のデータ定額プラン「LTEプラン」などに変更したり、家族と一緒に「データギフト」でよりおトクに利用することもできる。

「アプリやサービスを自由に使いたい」という要望に対しては、Google Playに対応。”普通のスマートフォン”と同様に、自由にアプリをダウンロードできる。特にシニアからも利用の要望が多いLINEは、ショートカットアプリをプリインストールしており、すぐに楽しめる。また、プリインストールされている家族間SNS「wellnote」を利用すれば、家族で安心して写真を共有できる。「wellnoteやLINEをきっかけに、家族がもっと気軽に連絡を取り合ったり、写真を中心にした新しいコミュニケーションなど、お客さまの生活に変化が起こればいいなと思っています」(三笠)。

さまざまな情報に接することで、コミュニケーション密度を上げ、より生活を楽しむためのツールとして、シニアにもスマートフォンを活用してほしい。そんな思いで開発されたのが、シンプルスマホ「BASIO」なのだ。

関連リンク(外部サイト)

「BASIO」製品ページ 
【ニュースリリース】 au初のシニア向けスマートフォン「BASIO」

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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