“I’m sorry.”は「ごめんなさい」と訳してはいけない

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“I’m sorry.”は「ごめんなさい」と訳してはいけない

■実は謝っていない“I’m sorry?”
 会話の途中で突然ネイティブに“I’m sorry?” と言われても驚かないでください。別に相手が「ごめんなさい」と謝っている訳ではありません。あなたの言ったことがよく聞き取れなくて、「何だって?」と聞き返されているのです。直前に言ったことをもう一度伝えましょう。

■休みがほしいわけじゃない“Give me a break!”
 ネイティブに“Give me a break!”と言われて、「そんなに休みがほしいの?だったら休めばいいじゃない」なんて思ったあなた、まずいです。実はこれ、「休みをくれ!」という意味で使われてはいません。「いい加減にしろ!」「冗談も休み休み言え!」という「もううんざりだ」という苛立ちが込められた表現なのです。今すぐ、前言を撤回するか、その行動をやめた方がよいでしょう。

■汗をかいても“No sweat.”
 “No sweat.”と言われて、「この人、何言ってるんだろう?」なんて思わないでください。決して相手は「汗をかかない」と言っている訳ではありません。これは、あなたのお願いしたことに対して、「お安い御用!」と気持ちよく引き受けてくれるときの表現です。それがたとえ手のかかる大変なものであっても、です。笑顔で“Thank you. ”と言うなどして、感謝の気持ちを表さないと失礼ですよ。

■実はかなり悪い“Not very good.”
 “Not very good.” は、体調や進捗状況、感想などをきいたときにネイティブがよく使うフレーズです。「そんなに悪くない」から「良い」んじゃない?と良い意味で受け取りがちなのですが、英語では「かなり悪い」というニュアンスを含んでいるので、要注意。日本語の「いまひとつだね」と同じように使われるのですが、言葉の裏にある意味を汲み取って、話題を切り替えたり、別の提案をした方がよいでしょう。

 このように、ネイティブが日常的によく使っている英語のフレーズの中には、知っている単語が使われているからといって、そのまま直訳すると実は意味が違っている、というものがあります。覚えてしまえば、いろんなシチュエーションで使えて便利なので、ぜひとも覚えておきたいですよね。

 そこで便利なのが、デイビッド・セインさんの『CDブック 言えそうで言えない とっさの英語 基本の即答フレーズ75』(アスコム刊)。CDを聞くだけで、ネイティブがよく使うフレーズが、実際の会話での使い方といっしょに身につく本なので、英会話力をアップさせたいな、という方、是非チェックしてみてください。
(新刊JP編集部)


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