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「学生時代に力を入れたこと」(通称ガクチカ)で高校時代の栄光をひけらかさない方がよい理由

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就活生の誰もが一度は直面するのが、「学生時代に力を入れたこと」ではないでしょうか。通称「ガクチカ」とも言われるこの質問は、自己PRと同様に数多の対策が講じられている設問のひとつだと思います。

ここで書く内容について、大学生から相談を受けることがよくあります。それは「大学生になってからの話ではなく、自分が高校生のときの経験を書いてはいけないのでしょうか?」というものです。(文:河合浩司)
「もしかして燃え尽きた?」と気になってしまう

20歳そこそこの短い人生しか歩んでいない若者が自分の過去を振り返るとき、必ずしも直近の4年間の大学生活だけが重要ではないという気持ちもよく分かります。事実、高校生活のことを書いてくる学生さんは少なくありません。

中でも多いのが、何らかのスポーツ系の部活動に打ち込んでいた方です。それも全国大会などに出るような有力な高校です。当然のことながら監督も厳しいでしょうから、部活動を続けている限りは必然的に頑張らざるをえない環境だったのでしょう。

しかし、それがたとえ全国レベルの輝かしい成績でも、それだけで終始してしまうのは危険です。なぜなら、高校時代の経験だけが書かれていると、

「高校生活で燃え尽きてしまっていないか?」
「大学では何も打ち込むことはなかったのか?」

と危惧してしまうからです。

大学生の方が選択肢も多く、裁量が大きいので何事も「自分の意思」で行わなければなりません。人事に届く書類は大手企業ともなると何万通にものぼりますから、1通あたりの時間はほんの十数秒です。その時「あれ? これは高校の時の話?」と引っかかりがあると、そのまま読むのをやめてしまいかねません。
「こういう学びを生かした」とつなげれば問題ない

しかし大学に行って打ち込むことを見つけられず無為に4年間を過ごしてしまい、語ることといったら「高校時代は頑張ったけど…」しか残っていないような学生が、企業の面接に来ることは珍しくありません。

彼らが面接前の自己紹介で話す内容は、高校時代で止まっています。なぜ無為に過ごすことになったのか、理由はそれぞれだと思いますが、元来持っている良さを発揮できないのは、あまりにもったいないことです。

ということで大学生の就活では、極力「大学時代の話」を書くことをオススメします。どうしても「大学時代の書けるネタがない!」とお困りの方は、苦肉の策ではありますが、高校時代の経験から大学時代への話につなげて書いてみてはどうでしょうか。

「高校生の時は〇〇部に所属していた→そこで△△という学びを得た→大学で始めたアルバイトでも△△を活かして、□□をした」

こういう流れで書いてもらえたら、大きなマイナスにはなりません。読み手である採用担当者からしても、時系列で書いてくれていて、最後は大学時代の話に展開してくれているので混乱もありません。

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