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スマホ次世代サービス構想が始動!

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博報堂DYメディアパートナーズが昨年6月に実施した「メディア定点調査2014」によると、生活者の1日当たりのメディア接触時間は、「1位 テレビ156.9分」に次いで「2位 携帯・スマホ74.0分」「3位 パソコン69.1分」。今やPCよりスマホのほうをよく使う、というビジネスパーソンも多いだろう。

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だが、スマホにはPCに比べて弱点もある。1つは、アプリ間の連携が弱いことだ。従来の(主にPCの)webだと、色々なサイトを"ネットサーフィン“するのが普通。しかし、アプリの場合は各サービスを単独で使うケースがほとんどで、“アプリサーフィン”のような使い方はあまり想定されてこなかった。iOS・Androidともに120万を超えるアプリがあるといわれるなか、この状態は(僕らにとって)いわば機会損失とすら言える。

そんな“蜂の巣型”ともいえるアプリの世界に風穴を開ける動きが注目を集めている。それが昨年10月に発表された「Syn.」構想だ。ニュースや天気予報、地図、カレンダーなどスマホで様々なサイト・アプリを展開する12社が「Syn.alliance」(シンドットアライアンス)を設立。各サービスから、連携する別サービスへと“サーフィン”できる「Syn.menu」をスタートさせたのだ。現在では、占いやチケット・イベントといったカテゴリも追加となり、14社15サービスを自由に行き来できる。

実際、この取り組みを前に、Syn.が昨年7月、スマホユーザーの「平均アプリダウンロード数」と「日常的に利用している平均アプリ数」を調査したところ、前者が38だったのに対し、後者は8つしかなかったという。様々なアプリが「点」で存在するだけで、それぞれを繋ぐ「線」がないため、新しいアプリにはなかなか手が出ない様子がうかがえる。せっかく面白いアプリ・便利なサイトがたくさんあっても、これでは宝の持ち腐れだ。

こうした不便さを解消すべく、「Syn.」では共通サイドメニュー「Syn.menu」を設置。さらに、連携する各種サービスの新着情報を知らせる機能「Syn.notification」を組み込んだ。異なるサービス間で共通サイドメニューを設置するのは世界初の試みで、こうした連携が進めばスマホサイト・アプリの可能性は格段にひろがる。たとえば「Syn.」でできること、できそうなことをいくつか挙げてみよう。

〇1 カレンダーアプリに登録した「外出先」への経路を、スムーズにナビサービスで調べることが可能に!
→カレンダーアプリ「ジョルテ」と地図・ルート検索サービス「NAVITIME」が連携することで、「ジョルテ」に登録した行先への乗り換え経路を「ジョルテ」上からダイレクトに「NAVITIME」で検索することができる。反対に、「NAVITIME」での経路検索結果も「ジョルテ」へ登録が可能。互いにサービスを立ち上げなおす必要がないから、とてもスマートだ。このサービス連携は2月19日から開始予定だという。

〇2 異なるニュースサイトなどで読んだ記事も横断的にブックマークできるように?
→「nanapi」や「報道ヘッドライン」と「はてなブックマーク」の連携が進めば、通勤中などに読んで気になったまとめ記事やニュースを「はてなブックマーク」に保存し、ランチタイムや帰りの電車内でまとめて読むことが可能になるだろう。「そういえば、何か気になったニュースがあったんだけど…」という残念な事態とは無縁になるはず。

〇3 音楽情報サイトで気になったアーティストのチケットをダイレクトに予約サイトで購入可能に?
→仮に将来、「音楽ナタリー」と「uP!!!」が連携すれば、「音楽ナタリー」上で気になったアーティストのライブチケットを、「音楽ナタリー」上からダイレクトに「uP!!!」で予約する、といった使い方も可能になるのでは。

現状では、それぞれのアプリを立ち上げて、切り替えながら行わなければならないことが、共通サイドメニューを介してスムーズにできるようになる。今後、「Syn.alliance」に参画するサービスが増えれば、アプリやスマホサイトの利便性は飛躍的に高まるだろう。色んなアプリがあっても「足し算」の世界に過ぎない現状から、「掛け算」の世界へと進化する第一歩。本当のスマホ時代の到来は、これからなのかもしれない。
(R25編集部)

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