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渋滞知らずのトランスミレニオとは?コロンビアの最新交通事情

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Photo Credit: mariordo59 via Compfight cc

TRiPORTライターの大善です。現在、南米コロンビアの首都ボゴタに滞在しております。

さて皆さん、旅行先で空港へ降り立ったとき、まず何をしますか? 初めての街へ着いた瞬間、何を考えますか? 多くの場合、どのようにホテルまで行くかを考えなくてはならないでしょう。その国、その地域ではどの交通機関を選べば安全に、そして安く目的地へ着くことができるのかは、事前に情報がなくては当然わかりません。今回はそんな不安を少しでも解消すべく、コロンビアの首都ボゴタの交通機関TransMilenio(トランスミレニオ)についてご紹介します。

TransMilenio(トランスミレニオ)とは

首都ボゴタでは2000年からBRT(BusRapidTransit)システムを利用し、TransMilenio(トランスミレニオ)が開通しました。BRT(バスラピッドトランジット)とは、道路上に専用レーンを設け、複数の車両を連結したバスを走らせる交通システムで、ブラジルで初めて運行されました。今や世界の都市で採用されているシステムで、渋滞に遭遇することはまずありません。ボゴタでは赤色のバスが運行されています。

現在Transmilenioには12の路線と131の駅が設置されており、約500m間隔で駅があります。駅構内には鉄道やメトロのようにホームが設置されており、転落防止のために自動ドアの設置・交通警官の配置といった対策がなされています。このTransMilenioの乗車率は出勤・帰宅時にはかなり高くなりますが、渋滞に遭遇することなく、スムーズに移動することができます。

街の端の駅ではTransmilenioでカバーされていない地域へ連結するアリメンタドーレスという緑色のバスが走っています。このアリメンタドーレスは住宅地域から各主要停留所まで、なんと無料で運行されているのです! また、車内では食べ物の物販や歌などのパフォーマンスなどが行われるので、大変賑やかな雰囲気になっていますが、たまにスリもいるので注意が必要です。

どうやって使うの?

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Photo Credit:TransMilenio(プリペイドチャージ式の専用カード)

TransMilenioでは、プリペイドチャージ式の乗車券を採用しており、改札前の窓口で係員からこのカードを購入することができます。カードは平日・土曜日であれば朝の6:00 から 08:29、 9:30から15:29、16:30から19:29の間だと1800ペソ(日本円90円ほど)で、朝の4:00から5:59、8:30から 9:29、15:30から16:29、19:30から終電の時間までの間だと1500ペソ(75円ほど)、日曜日・祝日は全日1500ペソで利用することができます。

乗車券を買って自動改札へ入り、金属製のバーを回転させ、ホームに入ります。ホームは縦に長く、路線番号によって乗り場が異なっているので注意しましょう。改札を入ったら、最初にホーム内に設置されている路線図を確認するか、交通警官に確認してみることをおすすめします。路線図はかなり複雑で、私たち旅行者には非常にわかりにくくなっています。下の路線図を見ながら解説していきましょう。

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Photo Credit:TransMilenio

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Photo Credit: TransMilenio

今回は、旅行者が最も利用するであろう空港から、ホテルが多く立ち並ぶ観光地であるカンデラリア地区への行き方を例にとって解説します。
まずは空港の出口の向かいにある公共バス停から、緑のアリメンタドーレスのバスに乗ります。これは無料で乗車することができます。そのあとPortal El Doradoという駅で降車し、そこから終点のUniversidadesまで向かいます。空港からカンデラリア地区まではとてもシンプルで、K6の路線に乗れば、直通でたどり着くことができます。

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上に表示されているのが、路線のエリア分布です。路線Bなら黄緑、路線Gなら水色と、路線ごとに色分けされています。その下が各駅名です。下に黒で塗られている駅がこの路線の止まる駅です。上の図でいうとでいうと左方向がB11の路線、右方向がG11の路線です。

路線記号の横に表示されているのが時刻表です。L-Vはスペイン語でLunes(月曜日)からViernes(金曜日)という意味で、平日は6:00から22:00まで運行されています。またSはSabado(土曜日)という意味で、土曜日は6:30から22:00まで運行されており、この路線は日曜日と祝日は運行されていないということを示しています。

目的地に着いたら、出口側の自動改札でそのまま出ます。
TransMilenioは日本のように距離ではなく、一回乗ればどこまで行っても同じ料金で利用することができます。

またTransmilenioには公式のアプリがあり、ボゴタへ旅行する前にダウンロードしておけば、路線図だけでなく、行き方などを検索でき、かなり重宝すること間違いなしです。

海外での移動は読めない標識、暗黙のルール、犯罪の危険性など様々な不安要素がありますが、一度使い方をマスターしてしまえば、簡単に感じるようになるでしょう。またボゴタには他にも、ローカル路線を走るバスや自転車タクシー、公共タクシーなどが走っています。もし利用に慣れたとしても、危険はいつでもそばに潜んでいるということを忘れずに、これらの交通手段を上手に使って快適に移動してみましょう。

(ライター:Daizen Natsumi)

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*NobukiArai「ドラマ”24″風トラベログ(コスタリカ編)〜亀の涙を見に行ったはずが泣いたのは俺だった〜
*NatsumiDaizen「カラフルすぎて目がチカチカ。地元の人も知らないメルヘンで景色最高秘境の町、Guatape(グアタペ)へ行ってみた。

 

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