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ドロッとした鼻水は病気のサイン?

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風邪や花粉症が流行る時期。症状が出てもついつい放っておいてしまう人もいるのでは? 実は、風邪やアレルギー性鼻炎が長引くと、鼻の奥の副鼻腔(ふくびくう)に炎症が起こり「慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)」、通称「ちくのう症」になることがあるという。

●ドロッと粘り気の強い黄緑色の鼻水は、「ちくのう症」かも!

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そもそも、なぜ風邪の症状が長引くと、「ちくのう症」になってしまうのでしょう? JCHO(ジェイコー)東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科部長の石井正則先生に聞いてみました。

「鼻風邪は、ウイルスや細菌による鼻の粘膜の炎症によって起こりますが、症状が長引くと副鼻腔にまで炎症が広がり、膿(うみ)が溜まることで『ちくのう症』を引き起こします。また、ウイルスや細菌が副鼻腔へ直接侵入、感染して炎症が起こることもあります」

「ちくのう症」になると、どんな症状が現れるんですか?

「基本的には鼻風邪と似ていて、鼻が詰まって息苦しかったり鼻水が出たりします。症状が3週間以上続く場合は、『ちくのう症』を疑った方がいいかもしれません。また、頭痛、目の奥に重みを感じる、食べ物のニオイを感じにくくなるなどの症状が現れることもあります」

鼻だけでなく、顔全体に影響が出てくるとは驚きです。でも、風邪さえひかなければ、「ちくのう症」にはならないで済むってこと?

「最近は、風邪ウイルスが原因で起こる『ちくのう症』だけでなく、喘息(ぜんそく)やアレルギー性鼻炎がきっかけで起こる『好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)/ちくのう症』も増えてきているんです。これは、室内の換気がされにくく気密性の高い欧米化された家が一般化してきたことで、ダニやハウスダストが室内に残り、喘息やアレルギーが増えているためと考えられています」

風邪のウイルスだけでなくハウスダストや花粉といったアレルギー物質も大きな原因の一つなのだ。しかし、原因は異なっても「ちくのう症」の症状としては、ほとんど変わらないという。特徴的な症状の一つに、鼻水の色が黄色や黄緑色に変わり粘り気が出ると聞いたことがありますが、それはなぜ?

「ウイルス感染やアレルギー性鼻炎によって、鼻の粘膜に刺激が加えられ、そこにある杯(さかずき)細胞が粘液(ムチン)を大量に分泌し、鼻水の粘度が増すんです。軽度の風邪やアレルギーでは透明のサラサラした鼻水が出ますが、『ちくのう症』は刺激が強いためより粘り気が増すのです。また、鼻水の色の正体は、細菌やウイルスのかたまりや死骸です」

鼻づまりや鼻水が長引き、ドロッと粘り気のある黄色や黄緑色の鼻水に変化したら、「ちくのう症」のサインといえるかもしれません。しかし、忙しくてなかなか病院に行く時間がない…。そんな人にもオススメなのが、ドラックストアや薬局で手に入る市販薬の「チクナイン」(第2類医薬品)。

「チクナイン」は、9種類の生薬を組み合わせた漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の働きで、副鼻腔に溜まった膿の排出を促しながら、膿の発生も抑え、副鼻腔の炎症を鎮めてくれます。錠剤・顆粒の2タイプがあり、どちらも朝夕1日2回服用するだけと手軽な上、眠くなる成分が入っていないので、忙しいビジネスマンにもうれしい。まずは1週間飲んで、効果を確認するといいそう(服用に際しては、添付文書を必ずお読みください)。

風邪やアレルギー性鼻炎の症状がなかなか収まらない人は、鼻水の色や粘度をチェックしてみては?

(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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