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アートディレクター永戸鉄也、公開講座でRADWIMPSドキュメンタリー作品制作秘話を語る

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RADWIMPSのアートディレクションおよびドキュメンタリー作品の監督を務める永戸鉄也が、28日、東京・神田のデジタルハリウッド大学 駿河台キャンパスにて公開講座を行った。

講座では、RADWIMPS初のドキュメンタリー作品「RADWIMPS 2014 Document 4×4」の解説や、永戸自身の創作活動に取り組む考え方を聞ける場面もあり、満員の会場につめかけたデジタルハリウッドの学生や永戸のクリエイティビティに関心を寄せる人々は、熱心にその話に耳を傾けた。

「おしゃかしゃま」のミュージック・ビデオの制作の際に、共通の知り合いの映像ディレクターを通じ知り合ったという永戸とRADWIMPS。永戸は「おしゃかしゃま」の音源を初めて聴いた時から「ぐっときた、これはすごい」と感じたそうだ。

2,000万近くの再生回数となっている「おしゃかしゃま」のミュージック・ビデオ

ドキュメンタリーの撮影は、メンバー野田洋次郎との、酒の席での何気ない会話から決まったという。ここまで長編のドキュメンタリーを手がけたのは初めてだったそうで、2人のカメラマンと共にツアー44公演全てに帯同したとのこと。

「明らかに異質なもの」を「予感させる」という意図で、メンバーはほぼ登場しない演出になっているドキュメンタリーのトレイラー動画

「すごい量になりました」「何十テラ」に及んだという撮影データは、永戸自身も撮影中「これ本当に編集できるのかな」と自問する瞬間もあったとか。自身のコラージュの技術を活かし編集に取り組んだそうだ。

歌詞の「文字」自体が印象的な「DADA」のミュージック・ビデオ

「CDがCDであることを悲しんでいる、とまどっている」ことを表現した同曲のCDジャケットが、アイデアの元になっているという。

映像の制作においては、メンバーの意向も汲みながら、共同でつくりあげ、最後のジャッジにはメンバーも加わるそうだ。

「人から教わるより、体感したり見たほうが早い」と語る永戸は、高校卒業後の数年間は渡米し、スケート・ボードやハードコア・バンドなど憧れていた本場のストリート・カルチャーにどっぷり漬かっていたという。

特定の事務所に所属したことはないそうで、製作した絵を持って自ら営業してまわることにより、そのキャリアをスタートさせた。「やったことがないことに挑戦していきたい」という永戸は、「自分は何屋さんだと思いますか?」という問いに、「図画工作からどこまで行けるのかの、旅の途中」と回答。「人と違う道を徹底的にやった先に何かある」という意識を、学生のころから持っていたという。

講座では、他いくつかの作品の解説も行われ、質疑応答の際、作品に関するかなり細かな質問があがる場面も。唯一無二のクリエイティビティや創作秘話に会場の人々が惹きつけられる中、あっというまに1時間30分の講座は終了を迎えた。

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RADWIMPS
RADWIMPS 2014 Document 4×4 特設サイト
永戸鉄也
デジタルハリウッド

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