爪楊枝の先がじゃがりこに変身! 匠の技が話題の「爪楊枝P」をインタビュー
ニコニコ動画に投稿された動画『爪楊枝を削ってじゃがりこを作ってみた』がネット上で話題だ。
投稿主は「そーき(爪楊枝P)」さん。人気のスナック菓子「じゃがりこ」を爪楊枝の端で再現している。
そーきさんは「つまようじ少年事件(※1)」の後に「検索エンジンから自分の動画が一掃される」「一部のユーザーから”つまようじ少年”だと誤解され、自首を求めるようなメッセージが3通届く」など、とばっちりを受けたのを機にこの動画を投稿したとのこと。
1月20日に投稿された動画は11万7千回以上(2015年2月2日現在)再生され、カテゴリランキング1位を獲得。過去には初音ミクやゲームボーイなどを作り、累計20万回再生の人気を誇る動画の投稿主でもある。そのクオリティに多くの視聴者が賞賛の声を上げている。
今回そーきさんに、爪楊枝を使った物づくりの魅力を尋ねた。
2008年から爪楊枝を削って作る作品を動画で投稿し、「爪楊枝P」とも呼ばれるそーきさん。爪楊枝で作品を作り始めたきっかけを「ニコニコ動画で有志が作っていた『はちゅねミク(初音ミクの派生キャラ)』の小型化競争に飛び込んだことです」と振り返る。
最も大変だった作品は「3つ目に作った初音ミク」だという。「パーツ数が多いだけではなく、どこを省略して作るのかを考えるのが大変でした」と小型化する上での苦労を明かした。
また、爪楊枝Pとしての活動で一番印象的だったエピソードを尋ねると「模型展に出したときに、作品を鑑賞してくれた方々の反応を生で見られたこと」と話す。
最後に爪楊枝で作品作りをする面白さについて聞くと、「材質や大きさに制限があるなかで、どう作ればいいのか深く考えなくてはならない点が、最大の魅力だと思います。そして何よりも作品を見てくれる方々からリアクションをもらえるのがうれしくてなりません。いつか作品を100体作って並べてみるのが今から楽しみですね」と語ってくれた。
※画像はニコニコ動画から
※1:じゃがりこなどの商品に爪楊枝を混入する動画を投稿した、19歳の少年による自作自演の事件
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