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今年で9回目を迎える東京マラソン(2月22日)。3万5000人以上がTOKYOを駆け抜けるビッグレースに、今回は30万5734人が応募した。抽選倍率は過去最高の10.7倍(フルマラソンの部)。当然、涙を飲んだランナーがたくさんいて、東京は市民ランナー“憧れの舞台”になりつつある。

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そんな東京マラソンには世界中からエリートランナーも参戦する。目玉はロンドン五輪の男女金メダリストであるスティーブン・キプロティチ(ウガンダ)とティキ・ゲラナ(エチオピア)の2人。ほかにも2時間4分台の記録を持つランナーが4人も出場するなど、国際的に見ても豪華なメンバーがそろう。日本の男子勢にとっては今夏行われる北京世界陸上の代表選考レースになっており、ロンドン五輪日本代表の藤原新(ミキハウス)、アジア大会銀メダルの松村康平(三菱重工長崎)。学生時代に箱根路を沸かせた今井正人(トヨタ自動車九州)、佐藤悠基(日清食品グループ)というビッグネームが並ぶ。ほかにも正月の箱根駅伝2区で区間賞を獲得した服部勇馬(東洋大)ら若手のホープも参戦する。

前半はペースメーカーが先頭集団を引っ張るため、退屈に感じるかもしれない。しかし、ペースメーカーが外れる30kmからレースが一気に動く。ここからは目が離せない。猛スピードで突っ走るアフリカ勢に日本人では誰が対応できるのか。最大の注目は日本選手権1万mで4連覇をを果たした佐藤だ。まだマラソンで結果は残していないが、そのポテンシャルを考えると2時間6分台の好タイムを出してもおかしくない。今井、松村なども粘りの走りで、レースを沸かせてくれるだろう。

陸上競技にあまり興味がないという人でも、東京マラソンは眺めているだけでワクワクする大会だ。コスプレランナーも東京の街を疾走するほか、例年、芸能人の参加も話題になる。現時点で出場者は発表されていないが、今年の放送はフジテレビ系列(日本テレビ系列と隔年放送)なので、フジテレビのスポーツ番組絡みの芸能人が多く出場することが予想される。芸能人は小型カメラを持つスタッフなどが一緒に走っているので、目の前を通ればすぐにわかる。ミーハー気分で応援するのも楽しいはずだ。運が良ければ、ハイタッチぐらいしてくれるかもしれない。

では、どこでランナーを応援するべきか。大会の賑わいを感じるなら、銀座←→日本橋(21~23km付近と32.7~34.7km付近)の中央通りと、26~30km付近の江戸通り(浅草周辺)がいいだろう。東京を象徴する場所で、沿道の人も多い。また2カ所とも往復コースになっているため、特定のランナーを追いかける場合は、少し移動するだけで2回応援できる。反対に築地四丁目(35km付近)を過ぎると、フィニッシュ(東京ビッグサイト)までは応援がガクンと少なくなる。選手に自分の声を届けたいなら、35km以降がオススメだ。ランナーにとっては一番キツいところでもあり、あなたの声援がエネルギーになるかもしれない。

東京が“ひとつ”になる日。テレビで観戦するか、それとも応援に出かけるか。どんなかたちであれ、せっかくの東京マラソンを大いに楽しみたい。
(酒井政人)
(R25編集部)

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