原因は「酸欠」?呼吸の浅さが招く体の不調とは

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原因は「酸欠」?呼吸の浅さが招く体の不調とは

 私たち人間が生きていくために、一番大切なものが何だかわかりますか?
 それは食べ物でも、水でもありません。酸素です。
 
 このことは当たり前すぎて、普段あまり意識していないかもしれません。だからなのか、毎日呼吸している私たちの9割が実は「酸欠」だと言われても、なかなかピンとこないはずです。
 
 この意見を提唱するのは『弱ったカラダが1分でよくなる!』(日本文芸社/刊)の著者、今野清志さんです。今野さんは「めまい」「視力低下」「頭痛」「集中力低下」といった、私たちが悩まされがちな諸症状の原因を「酸素不足」だとして、これらを解消することで体全体の調子を上げていく方法を教えてくれます。

■いつの間にか「酸欠」になる原因は○○にあった
 しかし、普通に呼吸しているにもかかわらず、なぜ酸欠になってしまうのでしょうか。
 この理由として今野さんが挙げているのは「運動不足」と「姿勢」です。
 昔なら歩いて行っていた場所にも、車やバスを使うようになったことで、現代人は慢性的な運動不足になっています。呼吸が乱れることが少ないため、深く呼吸することが減っているといえます。
 また、パソコンやスマートフォンの普及によって、猫背の人が増えていることも原因のです。背中が丸まっていると自分で自分の肺を圧迫してしまいます。その結果、やはり深い呼吸ができなくなってしまうのです。

■毎日の通勤に潜む「酸欠」のリスク
 外的環境が原因で酸欠になるケースもあります。
 通常、空気中の酸素の割合はおよそ21%。この割合が減っていくにつれて、私たちは頭がボーッとしたり手足が痺れたりと、肉体的な変化を感じます。
 そして18%を切ると「酸欠状態」と呼びますが、飛行機の長距離フライトや満員電車での通勤など、空気中の酸素濃度が18%近くまで下がることは、普段の生活の中にもあります。日常的にこういった状況に身を置いているという人は、「酸欠」が原因で疲れやすくなったり、具合が悪くなってしまうこともありますので、注意が必要です。

 では、この「酸欠」から抜け出して、酸素を充分に体内に取り入れるために、どんなことが必要になるのでしょうか。
 もちろん、それは「呼吸」なのですが、ただの呼吸とは少し違います。
 ぜひ、本書を手にとって、そのやり方を確かめてみてください。
(新刊JP編集部)


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