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「緑を見ると目にいい」は誤解!

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仕事でパソコン、日常生活でスマホとディスプレイを見る機会が増えて、最近どんどん目が悪くなっているような…。日々酷使されている目を良くする方法ってないのかな…? そこで、湘南台はた眼科の院長・秦淳也先生にお話を聞くことに!

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「残念ながらレーシックなどの手術を受けない限り、一度完全に低下した視力を改善する方法はありません(※)。視力低下の原因である“近視”は、眼球が変形してしまった結果なので、元に戻らないんです」

あぁ…やっぱり視力を復活させることはできないんだ…。

「ただ、目の疲労が原因で一時的に見えづらくなったり、かすみを引き起こしたりする“仮性近視”や“ドライアイ”の症状を改善する方法はあります。慢性的な仮性近視やドライアイは、よりひどい目の疲れや痛みを引き起こしてしまうので、日常の行動でケアをした方がいいですよ」

仮性近視とドライアイは軽減できるんですね。その方法をお聞きしたいです!

「まず仮性近視についてですが、パソコンやスマホの画面を長時間見続けていると、目の筋肉が固まって疲労が蓄積してしまいます。1時間に1回は、画面から視線をそらして遠くのものを見ることで、固まっている筋肉をほぐしましょう。次にドライアイに関しては、“まばたきの回数”を意識することが大切。デスクワーク中は、まばたきが通常の4分の1まで減るといわれています。多めにまばたきするイメージで、しっかり目を潤しましょう」

また、10秒だけでも目をしっかり閉じることによって、眼球の表面を潤して、目のかすみをなくすこともできるらしい。

なるほど、普段の行動を少し変えるだけで、目をいたわることができるんだ!

「また、ドライアイに良いのが腹式呼吸なんです。腹式呼吸をすることで副交感神経が刺激され、涙の分泌量が増えます。その結果、ドライアイが改善されるんですよ。歌う時は腹式呼吸を意識する人も多いので、カラオケはドライアイに効くともいえます」

カラオケも歌い方によっては目に良いんですね! さらに、デスクワークによる疲れとドライアイの両方に効く方法もあるとか。

「パソコンの画面を見る時は、見上げるより見下ろす形で見ましょう。見下ろす方が、見上げるよりも首の筋肉に負担をかけずに済むんです。また、見下ろす方が、まぶたが開く幅が小さくなるので、目の乾燥を抑えられます」

ちなみに「緑を見ると目が良くなる」とよく聞きますが、それは本当なんですか?

「緑を見ることでリラックス効果は得られますが、目に影響を与えるという研究結果はありません。また、この説を信じてパソコンのデスクトップを緑色が基調の画像に設定している人がいますが、これはむしろ逆効果。パソコンのモニターから出る緑の光は発色の力が強く、目に刺激を与えるので疲れやすくなるんですよ」

目に良いと思ってやっていたことが、目の負担になることもあるんですね…。また、目薬に関しても「使用の際に注意が必要」と秦先生。

「市販の充血止めの目薬には血管収縮剤が含まれており、血管を細くする作用がありますが、使用後はリバウンドの充血が起こります。毎日3時間おきに差すような生活を1年以上続けていると、リバウンドを繰り返し、目薬の効果もだんだんなくなってくるので、充血が慢性化してしまう可能性があるんです。充血止めの目薬は常用を避け、どうしても充血を抑えたい時に使うようにしましょう」

仕事はもちろん、生活にもかかわる大切な器官である“目”。普段の行動を少しずつ改善して、スッキリとした目を目指してみては?
(アオキユウ/short cut)

(※)編集部としてレーシック手術を推奨する意図はございません。
(R25編集部)

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