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ジャズの女王ダイアナ・クラール、デイヴィッド・フォスターがプロデュースした新作発売

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グラミー受賞5回を数えるジャズ・ヴォーカルの女王、ダイアナ・クラール。1月28日発売となった約2年ぶりの新作「ウォールフラワー」に関し、その思いを語った。

本作は「夢のカリフォルニア」(ママス&パパス)、「デスペラード」(イーグルス)、「ウォールフラワー」(ボブ・ディラン)など、ダイアナが愛した60~70年代の名曲を巨匠デイヴィッド・フォスターのアレンジで歌う、ジャズという枠を超えた夢のアルバム。

今作で念願だったデイヴィッド・フォスターとのコラボレーションが初めて実現することとなったが、これに関しダイアナは「このアルバムでは、デイヴィッドの功績が大きいわね。彼はいつも、「一緒に仕事しよう」と言ってくれていたのだけれど、やっとタイミングがあったの。私もデイヴィッドと一緒に仕事できる準備が整って、彼が一番得意とすることを任せることができたの。彼は、アレンジを全てやってくれて、ピアノもかなり弾いてくれたわ。とにかく驚愕したの。ずっとデイヴィッドが素晴らしいって分かっていたけれど、プロデューサーとして、ミュージシャンとしての彼の才能の凄さを再認識させられたわ」と語っている。

そして今回収録された楽曲に関しは「「ウォールフラワー」の曲の多くは、私が幼い頃から家でラジオやレコードを通して聴いてきたものよ。何年も自分一人の時に歌ってきた曲。10CCの「アイム・ノット・イン・ラヴ」の45回転を買ったり、ずっとブライアン・アダムスを聴いていたりした。両親も私も、リンダ・ロンシュタッドが大好きで、「デスペラード」を歌うにあたってのインスピレーションになったわ。壁にピーター・フランプトンのポスターも貼っていたのよ!」と、その曲に対する深い愛情を語っている。

中でもエルトン・ジョンの「悲しみのバラード」に関しては、「オスカー・ピーターソン以外に一番影響を受けたのはエルトン・ジョン。「悲しみのバラード」が収録されたエルトンのアルバム「蒼い肖像」が発売されたクリスマスの朝の写真がどこかにあるわ。本当にそのアルバムが欲しかったの。母と私、そして父がアルバムを持っている16歳の時の写真。階下にあった私のレコード・プレーヤーでそれを聴いたものよ。ローズ・ピアノがあったから、一緒に演奏したものよ。それから何年か経って、エルトンは家族のようになったの。しばらく前に私たちは一緒に、夫エルヴィス・コステロのテレビ番組で「悲しみのバラード」を歌ったのよ。エルトンの曲は結構私にとって特別なんだけれど、その中でもあの曲は本当に特別。」と、その強い思いを語っている。

更にアルバムには、ポール・マッカートニー書き下ろしの新曲「イフ・アイ・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト」も収録されているが、ダイアナがこの曲をを初めて聴いたのは、2012年に彼の「キス・オン・ザ・ボトム」で彼と密接に仕事をしていた時。「あの経験は永遠に私の人生と私の音楽に刻まれる経験よ。ポールにあの曲をレコーディングしていいか尋ねたとき、彼は私がその曲が大好きだと知っていたから、「もちろん」と言ってくれたの。私が女性っていうこともあって、歌詞を少し変えたりすることについては話し合ったけれど、基本的に私は歌詞をそのままにしておくのが好きだから、結果的に歌詞は何一つ変えなかったの」と、ダイアナは説明する。

そして最後に「ウォールフラワー」のタイトル曲は、余り知られていないボブ・ディランの曲だが、ダイアナ・クラールのお気に入りだ。「ボブ・ディランは物凄く好きなの。数回しか会ったことはないわ。彼のピアノが大好きだっていったら、彼は「君はピアノ奏者だから分かるんだろうね」と答えてくれたの。ディランの音楽は本当に深いところに根付いている。ボブが歌っている後ろで犬が吠えている「ウォールフラワー」のデモ・ヴァージョンを聴いた時からこの曲が大好きになったわ。「ウォールフラワー」は、バンドと一緒に1年半くらいやってきたから、ここでレコーディングしないと、って思ったのよ」と、クラールは述べている。「これは私がとてもつながりを感じる曲なの。私は役者で言えばメソッド・アクターなんだけど、そのような意味でも「ウォールフラワー」は私がずっと演じたいと思っていた役と言えるわ。」

「デイヴィッドにしっかりとプロデュースして貰えたことは大きな喜びだった。デイヴィッドが得意とするポップ・アルバムを作ろう、と思ったの。曲やミュージシャンについて私もしっかり言いたいことは言ったけれど、今までとは違う経験にしたかったから、ピアノとアレンジは殆ど彼に任せたの。結果、全く違う経験になったわ」ダイアナ・クラールとデイヴィッド・フォスターという2人の偉大な才能が生み出した珠玉の名曲集となった今作。CD、音楽配信、さらに高音質のハイレゾ配信で、是非その贅沢なサウンドを体験して欲しい。

リリース情報

アルバム「ウォールフラワー」
2015年1月28日発売
通常盤(SHM-CD)UCCV-1150
限定盤(SHM-CD+DVD)UCCV-9577

収録曲(オリジナル発売日)
CD
1 夢のカリフォルニア / ママス&パパス(1965年)
2 デスペラード / イーグルス(1973年)
3 スーパースター / デラニー&ボニー(1969年)
4 アローン・アゲイン duet with マイケル・ブーブレ / ギルバート・オサリバン(1972年)
5 ウォールフラワー feat.ブレイク・ミルズ / ボブ・ディラン(1971年)
6 イフ・アイ・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト / ポール・マッカートニー描き下ろしの新曲
7 言い出せなくて / イーグルス(1979年)
8 悲しみのバラード / エルトン・ジョン(1976年)
9 オペレーター / ジム・クロウチ(1972年)
10 アイム・ノット・イン・ラヴ / 10cc(1975年)
11 フィールズ・ライク・ホーム duet with ブライアン・アダムス / ランディ・ニューマン(1995年)
12 ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー / クラウデッド・ハウス(1986年)
13 イン・マイ・ライフ / ザ・ビートルズ(1965年)
14 イェー・イェー duet with ジョージィ・フェイム / ジョージィ・フェイム&ブルーフ
15 悲しみのバラード – ライヴ
16 ウォールフラワー – ライヴ

DVD ライブ映像
1 悲しみのバラード / ケース・オブ・ユー / ウォールフラワー

iTunes ダイアナ・クラール「ウォールフラワー」(デラックス)
https://itunes.apple.com/jp/album/wallflower-deluxe-edition/id912244761
mora ハイレゾ配信
http://mora.jp/package/43000006/00602547020710/

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