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「過労死ライン」の残業時間に衝撃

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大学生の就職活動が本格的に始まろうとするなか、東京新聞が「若者を食いものにする ブラック企業」という特集を掲載。その実態や、就活で気をつけるポイントをまとめた。そのなかで“過労死ラインは月に残業80時間”と紹介されたことについて、ネット上で話題となっている。

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厚生労働省では、1カ月の時間外・休日労働時間は45時間以内を推奨している。時間外・休日労働時間とは、休憩時間を除いた1週間当たりの労働時間を40時間とし、それを超えた分の労働時間のことだ。

近年、過労死がたびたび問題となっている。そんな状況を打開するべく、厚生労働省は平成13年12月12日、労働基準局長名で『脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準について』を通達。「発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できる」としている。これに基づき、“過労死ラインは月に残業80時間”とされているのだ。

今回の東京新聞を見た人が、この“過労死ライン”の件をツイッターで紹介。すると、これを見たユーザーから、

「月残業80時間以上が過労死ラインなら俺とっくに死んでるんだけど…」
「じゃあ僕は1度死んで蘇った感じですかね?」
「これを言い出せば、自分は100回以上死んでるがね」
「過労死ラインが80時間なら俺はもう20回以上死んでる」

など、残業時間が月に80時間を超えている人から愕然としたという声が続出。また、

「過労死ラインが残業月80時間とかホンとかよって感じなんだよなー。80時間以上働いてる人なんてゴロゴロいるじゃん」
「月20日働いているとして、一日4時間残業。……ありうるな」

と、仕事の実態として「月80時間」がそれほど特殊とはいえないことを指摘する意見も多い。

なお、過労死については、2014年11月1日より「過労死等防止対策推進法」が施行された。また同日、独立行政法人労働安全衛生総合研究所に「過労死等調査研究センター」が設置され、過労死の事例分析のほか、過労死を防ぐための調査研究を行うとしている。取り組みが始まったとはいえ、現状の改善はまだまだこれから。就活中の人たちは、「実際そこで働く社員の声」を聞くことが大切だろう。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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