ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

衝撃の“うんこしりとり”や松本大洋作品もランクイン『第7回 MOE絵本屋さん大賞2014』

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫


世界で唯一の絵本月刊誌MOEが全国1900人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケート。2014年のオススメ絵本が決定した「第7回 MOE絵本屋さん大賞2014」がMOE2月号にて発表されました! 毎年、たくさん生み出される絵本。斬新なアイデアや視点、シンプルでまっすぐなメッセージなど、本当にさまざまなタイプがあって面白い。普段絵本に触れ合うことが少なくても、今度手にとってみようかな、というきっかけを与えてくれる“絵本屋さん大賞”。

※すべての画像入りの記事はガジェット通信でご覧いただけます
http://getnews.jp/archives/791418[リンク]

ランクインした作品には、いもとようこさんなど有名絵本作家さんのものから、谷川俊太郎さんと松本大洋さんの共作という話題作も。上位の作品と気になった作品を紹介します。


●第1位『へいわってすてきだね』 安里有生/詩 長谷川義史/作 (ブロンズ新社)
2013年、小学生の安里有生くんが沖縄全戦没者追悼式で「平和のメッセージ」として朗読し感動を呼んだ詩を、絵本作家の長谷川義史さんが絵本にした作品。“へいわがいい”というごく当たり前のこと。それを自分の日常に感じた安里くんの素直なメッセージ。

「これからも、ずっとへいわがつづくように ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。」というまっすぐな言葉と長谷川さんのやわらかなタッチに、大人も心を動かされる人が多かったようです。


●第2位『ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ』工藤ノリコ/作(白泉社)
いたずら好きなノラネコぐんだんが「ニャー ちょっと のってみよう」と、勝手に汽車をのっとり大疾走するドタバタ作品。おなかが空いたノラネコたちは積荷のとうもろこしも、「やきとうもろこしに しよう」と石炭をくべる釜に入れちゃうイタズラ者。ドッカーンと爆発するシーンがお子様たちに大ウケらしいです。こちらはYOUTUBEの動画でも少し内容を見ることができます! イタズラ者だけどにくめない愛らしさのノラネコぐんだんをチェック。


『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』PV
動画URL:http://youtu.be/1012jQ7pvWI


●第3位『うんこしりとり』tupera tupera/作(白泉社)
“うんこ”だけでしりとりをつなげるという衝撃の“うんこしりとり”。どういうことかというと、「こいぬのうんこ」「こうしのうんこ」といった感じで展開していき、ついには「コーヒーのうんこ」や「こうきゅうなうんこ」など超展開をみせます。個人的に「こっそりうんこ」から「こおったうんこ」の流れが好き。

生み出したのは、かっこいいのに愉快な絵本でお馴染みのtupera tuperaさん。「ほっこりしたうんこというより、ドライでシャープに、ちょっとかっこいい感じにしたかった」と語っています。こちらも『うんこしりとりの歌』を1年間限定でYOUTUBEで公開中。思わずくちずさんでしまうようなキャッチーな歌は一度聞いたら病みつき。


うんこしりとりの歌
動画URL:http://youtu.be/jn6dIP3Uxto


●第5位『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子/作・絵(福音館書店)
暗闇の中、一人きりで眠りにつくとき守ってくれる、しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさん。「おっかないゆめを みませんように」とお願いすると、「まかせろ まかせろ おれに まかせろ」の頼もしい返事。真っ暗闇が恐ろしかった幼少時代にこの絵本を読んでいれば、もっと安心してぐっすり眠れたかもしれない! 大人になった今でも、読めば布団に感謝の気持ちが芽生えそう。


●第7位『かないくん』谷川俊太郎/作 松本大洋/絵(東京糸井重里事務所)
詩人の谷川俊太郎さんと、漫画家の松本大洋さんという強力タッグで生み出された作品。主人公が少年のとき、隣の席の“かないくん”が入院し、そして亡くなってしまうところから繋がる、死についての物語。おじいさんになった主人公は“かないくん”のことを思い出しながら絵本を描き、自分に迫る死について孫娘に語りかけるのです。

谷川俊太郎さんは「私の書いたシナリオが、大洋さんというすぐれた監督によって、静かな動かない短編映画になったような感じです。シンプルなテキストから、これだけ奥行きの深い映像が生まれる、その想像力に感動します」とコメント。この一冊を手にとりたくなったのではないでしょうか?

他にも、絵本を振ったり逆さまにしたりして、向かってくる“おおかみ”から逃げる『おおかみだあ!』や、おもちゃに興味を示さない猫のワッフルが、目の前に現れた宇宙人に興味津々になる『ミスターワッフル!』など、海外作家の斬新な絵本もたくさん。

たまには本屋さんや図書館で、絵本コーナーに入り浸ってみてもいいかもしれません。

絵本の月刊誌MOE
http://www.moe-web.jp/

nonの記事一覧をみる ▶

記者:

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP