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【世界の名言】これは僕のものではないけど、見ている間は僕のものだ

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「僕のものではないよ。だけど僕が見ている間は、僕のものなのかもね」-スナフキン


Shinichi Uchiyama「リオデジャネイロのコパカパーナの丘にいってみました

人間誰もが心に隠し持っている「嫉妬心」、「独占欲」。恋人であれ、地位であれ、名誉であれ、何か大切なものができたとき、心の中に現れるそれらの感情に、自分自身のことでありながら驚くことがある。決してキレイとは言いがたいモノが沸々と、マグマのように浸透していく…。あなたの場合、それはどんなときだろう?

ある旅人はこんなことを思ったそうだ。
「この美しい景色を独り占めしたい」、と。しかし、それは無理なお願いだ。景色に値段をつけられるわけもなく、買い占めるなんてこともできない。「ここから入ってこないで!」と、棒切れで地面に線を書きながら、わがままな少女がやりそうな根拠なく自分のエリアを主張するという行為をすれば、独り占めできる可能性がほんの少しだけあるのかもしれない。

しかし、その景色は本当に独り占めできていないのだろうか? 確かに、その美しい景色を創り上げている物体自体はあなたのものではない。一方で、あなたが見ている景色と同じものを誰一人見ることはできない。差し込む光、風で揺れる木々、たまたま通った鳥の群れ…。幸か不幸か、あなたの感じたことを100%他人に伝達することは不可能で、100%理解してもらうことも不可能だ。そして一瞬一瞬、あなたのなかでも変わり続け、さっきまでの状況との「違い」が増えていく。

だから人生は面白い。毎日少なくとも、1%は違うことが起きている。その「違い」を何%まで増やせるかを考えることが、人生を豊かにするコツの一つなのではないだろうか。

(ライター:八木彩香

*Shinichi Uchiyama「リオデジャネイロのコパカパーナの丘にいってみました

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