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手探り状態で踏み出してみた旅が気付けば私の始まりだった

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photo credit: weesen via photopin cc

日本を出て旅に出るということは、「日本にはない新しいことを学ぶため」だと今は思っていますが、3年半前の私は、ただ周囲に感化されて旅を始めました。最初は「こんな景色があるねんで」「英語を話せたら、様々な人と友達なれる」「何もかもおしゃれ!」など言われても、羨ましいと感じながら聞き流していた私…。しかし、身近な友人が海外へ数ヶ月間留学することがきっかけとなり、私の旅が幕をあけました。

トラブルの回避の仕方もわからない!

留学した友人に会うという目的で始まった旅…。海外旅行は初めて、一人旅も初めて、日本語が全くない環境も初めてだったので、不安しかありませんでした。「どういうやって飛行機に乗るの?」「どうやって乗り換えするの?」「トラブルは…?」「生きて帰って来れるの?」など…。考えれば考えるほど、後悔が頭に浮かびました。

飛行機内では不安を紛らわせるために、隣の席に座っていた人と話して、不安な心境を相談したことを覚えています。不安がいっぱいで、快適な空の旅は全く味わうことができませんでした。そんな中、私の不安は見事に的中し、アメリカのデトロイトで飛行機を乗り過ごすというハプニングが発生しました。海外の洗礼に出くわした当時の困惑は今でも鮮明に覚えています。

たどたどしい英語で必死に係員に説明したところ、私を憐れみたのか、同情したのか、理解してくれたのかは定かではありませんが、係員はチケットを無料で発券してくれ、一泊するためのホテルまで手配してくれました。とはいうものの、ホテルまでの行き方がわからないため、深夜の空港内で日本語を話すことができる人を探したところ、運よく日本人と出会うことができました。その人たちに助けてもらい、なんとか一夜を過ごすことができました。

求めよ、そして多くのことを知るべし

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PhotoCredit:筆者撮影(アメリカの大学に潜入!)

翌日、無事に友人の住む町へ到着し、英語はあまり理解できずとも、私が来る道中までに味わった海外への恐怖心とは裏腹に、とても充実した海外体験をすることができました。その後、空港で助けてくれた日本人の方に連絡をしました。すると、「海外は思っているよりじっと楽しい、危険なことも同じくらいあるけど、若いのだからもっと貪欲に色んな世界を知るべし」とのアドバイスをいただけました。

今でこそ私のなかで旅とは、「新しいことを学ぶことができるもの」と言うことができますが、旅のあいだはとりあえず夢中で全く気づかず、帰ってきてからやっと「多くの自分の知らない学びがあった」ということに気づきました。なんだかとても不思議な感覚だったのを覚えています。

手探り状態で踏み出してみた旅…。私にとっての旅の始まりは、厳密には「旅」と言うことはできないものだったのかもしれないけれど、自分の知らない景色を見た瞬間から旅は始まっていたのだと思います。最初の体験はトラブルあり、楽しみありの「旅の醍醐味」がギュッと詰まった、始まりにふさわしいといえるようなものでした。

(ライター:Daizen Natsumi)

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