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祝・阪神タイガース創立80周年!! 暗黒時代を含めた歴史をふりかえってみた

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 日本のプロ野球界を代表する球団と言えば巨人と阪神。福岡、広島、東北・仙台、北海道と、かつてよりも地方のチームが注目される時代になったとはいえ、人気や注目度などを総合的に考えれば、やはり東西の大都市に本拠を構える巨人と阪神がリードしているのが現状だろう。

 関西を担う阪神は、1935年12月10日、株式会社大阪野球倶楽部(球団名・大阪タイガース)として創立。今年が80周年という節目の年となる。プロアマ問わず、野球情報を毎日発信している『週刊野球太郎』編集部に、その阪神タイガースの歴史を簡単に振り返ってもらった。

     *   *   *

◎実は、干支1回りにつき1回のリーグ優勝!?

 セ・リーグとパ・リーグの2リーグ制となった1950年以降、巨人のリーグ優勝は実に36回。65年間で半分以上の36回には、もちろん栄光のV9の時代も含まれる。「球界の盟主」と言われるのも納得の成績だ。

 それに対して、阪神のリーグ優勝は65年間でわずか5回。ざっくり計算すれば、12年に1回しかない。優勝時にあれだけの大騒ぎになるのも、12年に1回の祭りなら、仕方がないのかもしれない。

 たったこれだけかもしれないが、十干十二支をもとに命名された阪神甲子園球場を本拠地とするチームだけあって、12年に1度の割合で優勝を達成しているのは、なにか特別な力が働いているかもしれない……と妙に納得させられてしまう阪神は、やはりプロ野球の中心にいるべきチームだと感じさせる。

◎桧山進次郎が語る阪神とは……

 また、阪神は日本一を成し遂げたのは、あの1985年の1度しかない。阪神の歴史を振り返る上で、この1985年は転換点となっている。リーグ優勝は少ないとはいえ、常に上位をキープしていたチームだったが、初めての日本一の2年後、1987年にBクラスに転落すると、2002年までの16年間では、「亀新フィーバー(若手だった亀山努と新庄剛志が走攻守に大活躍した)」に沸いた1992年の2位以外は、ずっとBクラスに居続けることになってしまった。その内訳は4位が2回、5位が2回、そして最下位が10回……。気の毒になるほどの低迷っぷりは、俗にいう、「阪神暗黒時代」である。

 この時代、生え抜きの主力選手としてチームを支えた桧山進次郎氏は、自身の著書『待つ心、瞬間の力』(廣済堂出版)の中で、ファンの厳しい声援が飛び交っていた様子をこう振り返っている。

書くのも憚られる数々の野次が、あの時代の甲子園では飛び交っていた。とくに、阪神ファンが陣取るライトスタンドはすさまじかった。

(中略)

ファンのひと言にカッとなって口ゲンカになったこともある。

「この人たちは野球観戦に来ているのか、ストレス発散に来ているのか」

それさえもわからなくなるほど阪神ファンの野次は心に突き刺さる。

 熱狂的な虎党の根底には揺るぎない「タイガース愛」があるのだろうが、それが強すぎるあまり、ゆがんだ形となって噴出していたのが目に浮かぶ。

 『不甲斐ない戦いをすればそういった野次が飛ぶのもうなづける』と桧山氏も同書で述懐しているが、選手も相当な責任とプレッシャーを感じながらグラウンドに立っていたことだろう。

◎常勝チームへ変貌!

 しかし、1985年以来18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた2003年からの12年間で、Bクラスは4位が3回、5位が1回で、最下位はゼロ。頂点は2005年の1回だけだが、上位常連チームへと変貌を遂げている。

 昨年もリーグ2位ながらも、クライマックスシリーズで宿敵巨人を倒し、日本シリーズへ進出するなど、もはや「ダメ虎」の面影はない。

 能見篤史と鳥谷敬が残留し、4番のゴメス、クローザーの呉昇桓も健在。3年目となる藤浪晋太郎の成長もまだまだ見込める。ケガ人も帰ってくれば、昨年と同等かそれ以上の戦力で今季も臨めるだけに、上位に予想する評論家も多い。80周年という記念イヤーを2005年以来10年ぶりの優勝、30年ぶりの日本一で飾れるかどうか、阪神ファンならずとも注目だ。

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