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【ビルボード】第1位はクナッパーツブッシュの名盤『ブル8』、小澤征爾のベートーヴェン最新録音が第2位

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 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albums第1位は、今年没後50年を迎える指揮者ハンス・クナッパーツブッシュの『ブルックナー 交響曲第8番』が堂々のチャートイン。ベートーヴェンの<フィデリオ>序曲、<レオノーレ>序曲第3番が特別収録された2枚組だ。最晩年の名盤中の名盤として名高いこのブルックナーは、1963年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との共演。そして今回新たにカップリングされたベートーヴェンは1961年バイエルン国立管弦楽団との共演となっている。これまで発売されてきたビクター音源のマスターから、今回新規の最新リマスターによる再発売。福島章恭氏、吉田光司氏、柴田龍一氏、藤井宏氏による解説8ページ掲載の保存盤だ。

 第2位には小澤征爾によるベートーヴェン新録音がチャートイン。小澤征爾が館長を務める水戸芸術館のレジデント・オーケストラ、水戸室内管弦楽団と2014年に行った交響曲第4番と第7番のライヴを収録したもの。小澤征爾にとってはサイトウ・キネン・オーケストラとのツィクルス以来のベートーヴェン新録音。「ミニ・サイトウ・キネン」とも呼ばれる水戸室内管弦楽団の、クオリティの高い演奏が冴え渡る名演奏となっている。このリリースは2015年9月1日に80歳を迎える小澤征爾の傘寿を記念した「小澤征爾キャンペーン」の一環であり、今後に続く怒濤のリリースからも目が離せない。

 第6位には、ヴァイオリニスト千住真理子のデビュー40周年を記念したアルバム第2弾としてリリースされた『心の叫び~イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲』がチャートイン。イザイは千住がライフワークとして取り組んでいきたい作曲家の一人として挙げており、この無伴奏組曲は技術的にも音楽的にも起伏に富んだ難曲として知られる。リリースを記念しイザイ無伴奏全曲の演奏会を開催。東京では1月31日に演奏に接することができる。また第9位にはデビュー40周年に先駆けてリリースされた初のベスト・アルバム『千住真理子ベスト』が3度目のチャートインを果たした。「ツィゴイネルワイゼン」「G線上のアリア」「別れの曲」など、誰もが知る名曲の数々を、ファンからのリクエストを基に選曲し収録している。

 今週も先週に引き続きピアニスト辻井伸行のアルバムが大量チャートイン。第8位に有名クラシック曲を集めた『THE BEST』が4度目のチャートイン、13位にリスト・アルバム『ラ・カンパネラ~ヴィルトゥオーゾ・リスト!』が8度目のチャートイン、15位に『英雄ポロネーズ/ラ・カンパネラ 日本ツアー<ショパン&リスト>』が24度目のチャートイン。そして19位に佐渡裕指揮、辻井伸行のピアノ、BBCフィルハーモニックの演奏による、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番他を収録したアルバムのチャートインとなった。辻井伸行、佐渡裕ともに年末年始にTVドキュメンタリー番組が多数放映され、注目が集まるアーティストとなっている。

 他、第3位は福岡県の精華女子高等学校吹奏楽部『挑戦!ブラバン少女』が3度目のチャートイン。第4位には中学生のピアニストとヴァイオリニストの成長を描いたアニメ「四月は君の嘘」より『四月は君の嘘 僕と君との音楽帳』が8回目のチャートイン。第5位は『0歳からの育脳クラシック』で、137回目のチャートインなど先週から連続で上位を占める顔ぶれのチャートとなった。

text:yokano

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