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「女が産まれやすい家系」の真相

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友人知人のあいだで出産ラッシュが起こるのは、20~30代によくある現象。筆者の周囲でも、すでに第二子、第三子を育児中という家庭が少なくない。

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そうやって新たなファミリーが形成されていくのを見ていて、ふと不思議に思うことがある。男なら男、女なら女と、どちらか一方の性別の子どもばかり生まれる家庭があるのはなぜだろう。

“女系家族”なんて言葉もあるように、「うちは遺伝的に、女の子が産まれやすい」という人もいるが、こういうことって本当にあり得るのだろうか? 新宿ライフクリニックの須田隆興先生に、医学的根拠を確かめてみた。

「結論からいえば、あり得ません。生理学的な問題を有さず今日まで代々継続してきた一族であるなら、産まれる子供が女性ばかりだったとしても、それは偶然と考えるべきでしょう。誰しも学生時代に生物の授業で教わった記憶があると思いますが、人は染色体がXXなら女性、XYなら男性として誕生します。母体の個人差として、どちらかの染色体が生き残りやすい環境はあり得るといわれているものの、それが家系的に代々続いていくというのは、医学的には考えにくいですね」

昨今、男女を意図的に産み分ける技術が研究されているのは事実だが、これはあくまで、顕微鏡レベルでのアプローチによって操作されるもの。ホルモンや染色体に異常がない前提で、何代にもわたって性別が偏ることは、まずあり得ないと須田先生は解説する。

では、何らか生理学的な問題が発生、あるいは条件が整えば、性別の偏った出産もあり得るのだろうか?

「ホルモン障害や染色体異常など、生理学的な問題が発生している場合は、生殖能力自体も低下するケースが多く、やはり何世代にもわたって性別が偏って出生する可能性は低いでしょうね」

やはり、生まれてくる我が子の性別は、「神のみぞ知る」というのが正解のようだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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