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福山雅治、タモリも洗ってない?……皮膚科医も推奨する「洗わない」美肌術

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 寒さも一段と厳しくなり、外気も乾燥するこの時期、カサカサ・ムズムズする肌のかゆみに悩まされて眠れない、という方も多いのではないでしょうか?

 一体どうして、私たちの肌は冬になると乾燥してかゆくなるのでしょう。

 そんな素朴な疑問に応えてくれるのが、本書『なぜ皮膚はかゆくなるのか』著者の皮膚科医・菊池新さん。菊池さんによれば、皮膚の乾燥は、外気の乾燥の影響を受けると同時に、気温の影響も受けているのだそうです。気温が低下し、寒くなると血管が収縮して血行不良になり、皮膚の表面に栄養が行き渡らなくなります。そうなれば新陳代謝も滞り、肌は乾燥していく事態に。

 さらに、この乾燥による掻き壊しなどで表皮がはがれると、表皮と真皮の境界部にある知覚神経の末端が皮膚表面に近づき、かゆみに対して過敏な状態になってしまうのです。

 菊池さんは本書の中で、かゆみの発端となる乾燥を防ぐためには、皮膚の表面を「ワセリンや保湿剤などで保湿することが一番」と、”保湿第一”を心掛けるべきだと述べています。

 また、かゆいからと言って、入浴時にアカスリやナイロンタオルで肌をこすって、消しゴムかす状にボロボロ落ちてくる垢を取り、「こんなに垢が取れた」と喜んでいませんか?

 ところが、菊池さんいわく、これは垢ではなく、皮膚のバリア機能。大切なバリアをゴシゴシそぎ落してしまえば、色素沈着が生じて皮膚が変色する事態や、乾燥肌を誘発する原因になると警鐘を鳴らしています。

 内風呂がある家が少なかった昔は、週に何回か銭湯にいくのがやっとで、石鹸の洗浄力も低かったため、タオル等で肌を強くこすって洗っていました。今では毎日入浴するのが当たり前で、ボディーソープの洗浄力もアップしています。それなのに、昔の感覚でガンガン洗っていたのでは乾燥肌が増えるばかり。菊池さんは「繊維質のもので体を洗うことや、ボディーソープを使うことも避けてほしい」と述べ、シャンプーの回数や量を減らし、石鹸類の使用を最小限にすることを推奨しています。

 芸能人では、あの福山雅治さん、タモリさんなども、石鹸類を使用せず、湯船に浸かるだけで、肌を”洗わない”と公言しています。とかく、”洗い過ぎ”な現代人、”洗わない”生活を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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