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今年はイラスト部門で初の最優秀賞受賞者も!『ボルテージ 第3回 恋愛ドラマアプリ シナリオ・イラスト大賞』授賞式レポ

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 昨年9月に行われた東京ゲームショウの会場で、“イケメンによる壁ドン”で話題を集めた、スマートフォン向け恋愛ドラマアプリなどを制作するボルテージが、3回目となる『恋愛ドラマアプリ シナリオ・イラスト大賞』の授賞式を渋谷・さくらホールで1月15日に行った。

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 新人クリエイターの発掘を目的に2012年より始まったこのプロジェクトは、今年で3回目を迎え、2014年7月1日から9月30日までの公募期間を経て、シナリオ部門で246件、イラスト部門で339件の作品が応募。栄えある最優秀賞が各1名、優秀賞が各3名ずつが選出された。
 同社は2012年にはサンフランシスコにVoltage Entertainment USA, Inc.を設立し、海外展開にも力を入れており、上記の国内受賞者のほかに、インターナショナル部門を設置して特別賞をシナリオ、イラストともにそれぞれ1名ずつ選出した。

 『一泊二日★秘密の偵察』でシナリオ部門最優秀賞を受賞した保苅愛李さんは、受賞の喜びを「私は高校生の頃から恋愛ゲームが大好きで、ボルテージさんの作品もガラケーの時からプレイしていました。そんなボルテージさんの賞を受賞できたことが信じられないくらい嬉しいです。応募作品以外にも、2作品ほど書いていたのですが、自分の中でキャラクターたちが思うように動いてくれずボツにして生まれてきた作品です。自分の中でもうまく書けたと思える部分ともっとうまく表現できたのではないかと思う部分があるのですが、こうして賞をいただけたことを嬉しく思います」とコメント。
 そんな保苅さん、作品を書くにあたり、自分のなかで主人公はいい子でいてほしいという願いがあるという。今後は、ゲームのシナリオ以外にドラマなどの映像作品のシナリオも手がけていきたいとも話していた。
 シナリオ部門の優秀賞は、『指輪は運命の魔法』の西平さん、『脱・派遣!~ぶりっ子が人生を変える!?~』の山本まきこさん、『マイ・フェア・レディ-一週間の恋人-』の藍田創さんが受賞した。

シナリオ部門最優秀賞 保苅愛李さん

シナリオ部門優秀賞 山本まきこさん

シナリオ部門優秀賞 藍田創さん

 シナリオ部門総評の執行役員兼ソーシャルBU長 吉田和歌は「全体を通して、文字数を少なく設定していたため、3話のなかでいかに面白く展開をさせるか難しく、高度な技術が必要だったのではないかと思います。そんななかでキャラクターの魅力やテーマとなっていた“嘘”の納得させている点で評価をさせていただきました。受賞作品はどれもユーザーの皆さんに楽しんでいただける作品担っていると思います。また保苅さんが受賞のコメントでおっしゃられていたように、キャラクターが動いてくれるというのは、ドラマアプリでも重要なことだと考えていて、今回の受賞作品はどれもテンポよく読むことができました」と語った。

 これまでの2回で、最優秀賞の受賞者がでていなかったイラスト部門。今年は3回目にして、最優秀賞が選ばれた。

イラスト部門最優秀賞 やざわさん

 最優秀賞を受賞したのはやざわさん。やざわさんによる作品は、キャラクターデザイン、描き下しイラスト共に審査員の間で好評で満場一致での受賞が決定したという。受賞の心境を「今回の公募を知ったのが、応募締め切りの3日前で、応募できたのも締め切り6分前でした」とギリギリでの応募だったことを明かすと会場からは笑い声があがった。また、「ぎりぎりでしたが最後まで諦めずに描いてよかったです。今後はさらに画力に磨きをかけて、魅力あるキャラクターを描いていきたいです」と今後のさらなる精進を誓った。 そんなやざわさんは、もともとゲーム会社でキャラクターデザインなどを手がけていたプロのイラストレーターで、先日、フリーランスとして独立したばかりだったこともあり、幸先の良い最優秀賞の受賞決定を深夜にインターネットで知った際には、舞い上がってしまい寝ている両親を起こしてしまったそうだ。

イラスト部門優秀賞 泉渼てーぬさん

イラスト部門優秀賞 ささおかさん

イラスト部門優秀賞 躯さん

 執行役員兼パーソナルBU長の野村美樹は、イラスト部門の受賞作を振り返って「現場でプロデューサー業をしていますが、自分のドラマアプリの中でも使いたいと思うイラストがたくさんあり、ワクワクしながら選考をさせていただきました。今回、選考にあたり、私が重視したのは、このキャラクターたちとデートをしたいかどうかです。そういったなかで、受賞された作品はどれも魅力的に描けていると感じました。今後も一緒に良い作品を作っていければと思っています」と総評した。

なお、インターナショナル部門の特別賞は、シナリオを『RECKLESS』のZoeさん(アメリカ)、イラスト部門をSiloyさん(インドネシア)が受賞した。

※集合写真:
前列左より、シナリオ部門優秀賞 山本まきこさん、シナリオ部門最優秀賞 保苅愛李さん、シナリオ部門優秀賞 藍田創さん
後列左より、執行役員兼パーソナルBU長 野村美樹、代表取締役社長 横田晃洋、取締役副社長 北島健太郎、執行役員兼ソーシャルBU長 吉田和歌

(取材:伊藤真広)

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