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「通勤手当は廃止すべき」で議論

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人気ブロガーのちきりん氏が1月10日、「通勤手当なんて廃止すべき」という記事を論壇サイト「ブロゴス」に寄稿。フェイスブックの「いいね!」がおよそ3000件に達する人気記事となっている。

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ちきりん氏の提言は、おおよそ以下の通りだ。

(A)家賃は 10万円、通勤定期代は月 3000円、通勤時間は 15分
(B)家賃は 8万円、通勤定期代は 1万円、通勤時間は 1時間 5分

という2人のサラリーマンがいると仮定すると、Bは生活費がAより2万円多くなる(通勤代は会社支給のため生活費に含めない)。しかしBは月に44時間(1時間×2〈往復分〉×22日計算)を2万円、すなわち時給454円で“通勤電車に乗る”というアルバイトをしているようなものだと語る。こうした状況について、

「Bさんの会社が、通勤手当の2万円を給与として払えば、Bさんは間違いなく、もっと近くに住もうと考えます」
「会社の負担額も Bさんの生活費の総額も全く変わらないのに、Bさんの通勤時間は短くなる」
「これは、社員を遠くに住ませるための通勤手当という制度を廃止すれば、全員が得するってことを意味します」

と分析し、通勤手当廃止を訴えている。

なお、2014年7月、不動産情報サービス会社「アットホーム」が行なった調査によると、都内勤務の子供がいるビジネスマンの平均通勤時間は58分で、通勤を苦痛だと感じている人は、通勤時間60分以上で4割近く、通勤時間80分を超えると約半数に達する。通勤問題は都心のオフィスに通うビジネスマンにとっては深刻なのだ。

それゆえちきりん氏の記事は、フェイスブックやツイッターで大いに話題になっているが、その反応は、真っ二つ。ツイッターでは、

「一気に会社の近くに住もうという気がしてきた」
「会社経営してるとそれはホントに思うわ。何でワザワザ、遠くに住んで、通勤に何時間もかけて消耗させることに補助をだしているのかって」
「通勤に時間をかけられる人って、とても忍耐強く贅沢な時間の使い方をされるんだなぁと思えてならない」

と、ちきりん氏の意見に賛同する人も多数いるものの、

「これは夢の見すぎだと思う。人には会社の近くに住めない色々な事情があるし、自分が住みたくないところに会社があるかもしれない」
「通勤時間が短い方が良い点には激しく同意だけど、通勤手当廃止が対策になるとは思えない。
日本は企業の方が立場が強いのだから、コスト削減になって終わりじゃないの?」
「そんなことしたら皆都心に住んで家賃が上がり元の木阿弥
働く場所の集中を減らすべきで通勤手当に問題は無いんではないか?」

と、否定的なコメントも少なからず寄せられている。通勤問題の解決を願うのは同じのようだが、その実現の難しさが浮き彫りとなっている。
(R25編集部)

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