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50歳でプロのマウンドに登る“投げるレジェンド”山本昌という男

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50歳でプロのマウンドに登る“投げるレジェンド”山本昌という男

 昨年、49歳25日で勝利を挙げ、日本プロ野球界の最年長勝利記録を更新した中日ドラゴンズの山本昌が、32年目のシーズンへ向けて本格始動した。1月8日、鳥取県のトレーニング施設での調整を公開し、順調な様子を披露した。今回は“投げるレジェンド”こと山本昌について、『週刊野球太郎』編集部に取材。この男の生き様を紹介しよう。

     *   *   *

◎監督、コーチ経験者がいるにも関わらず、まだ現役!

 今年の8月11日に50歳の大台に到達する山本昌。プロ野球選手で、その次の選手となると、中島聡(日本ハム)が今年46歳となる。ただ、早生まれということもあり、学年でいうと3つ下となる。その1学年下に斎藤隆(楽天)、さらに1学年下に谷繁元信(中日)が続く。山本昌が頭ひとつ抜けて高齢ということになる。

 山本昌と同学年で、多くの人が知っているだろう名前を挙げていくと、古田敦也(元ヤクルト)、渡辺久信(元西武ほか)、 水野雄仁(元巨人)、 八木裕(元阪神)、武田一浩(元日本ハムほか)、池山隆寛(元ヤクルト)、与田剛(元中日ほか)、星野伸之(元オリックスほか)、吉井理人(元近鉄ほか)……。

 すでに監督を務めたり、コーチとして活躍していたり、現役を退いてから、もうひと花咲かせている人も多い。その間も山本昌は中日一筋でマウンドに登り続けているのである。

◎新成人の大谷翔平が生まれた時には……

 若手選手と比較してみよう。二刀流で話題の大谷翔平(日本ハム)が生まれた1994年7月5日、山本昌はナゴヤ球場でのヤクルト戦に先発し、6点を失うも9回完投。7-6でチームも勝利している。現役通算68勝目を挙げた。この年は、キャリアハイの19勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得するとともに、沢村賞にも輝いている。

 大谷がこの世に生を受けたとき、山本昌はすでに中日を、いやセ・リーグを代表するエースとして君臨していたのだ。

 これらの比較から、「球界のレジェンド」という表現は、決して大げさではないことがわかる。

◎長寿の秘訣は「アイシングなし」?

 ちなみに、山本昌は、登板後のアイシングをしないことでも知られる。いまや、先発投手がヒーローインタビューで登場したときに、肩にゴツい冷却器具を装着して出てくるのは当たり前の光景となっているが、これをやらないのだ。

 現代のスポーツ医学の常識では、激しい運動をした部位は冷やすことが重要と考えられている。しかし、それを行わない山本昌が現役最年長というのも非常に興味深い。

 鳥取での自主トレでは、開幕ローテーション入りを目指すと、力強く宣言した山本昌。昨年は9月にようやくシーズン初登板を迎え、結局、出番はわずか3試合だった。それだけに今年は、最年長勝利記録の更新はもちろん、登板数をもっと増やして、その勇姿をできるだけ多くのファンに見せてほしい。

 昨秋の契約更改時には「結果次第になるけど、9割方、2015年で最後」と漏らしていたが、日本にはジェイミー・モイヤー(49歳105日のメジャーリーグ最年長勝利記録保持者)の上をいく岩田鉄五郎(水島新司氏が描く複数の野球漫画に登場する長老投手)という見本もいる。

 今季限りといわずに、「リアル岩田鉄五郎」を目指し、まだまだ頑張ってほしいものだ。

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