デス・キャブ・フォー・キューティー 4年ぶりの新作『金継ぎ』を4月に日本リリース

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デス・キャブ・フォー・キューティー 4年ぶりの新作『金継ぎ』を4月に日本リリース

 デス・キャブ・フォー・キューティーが、通算8作目となるニュー・アルバム『金継ぎ(原題: KINTSUGI)』を4月1日に日本リリースする。

 20年間に及ぶキャリアを通して、USインディー・シーンから現在では全米ロック・シーンを代表するアーティストとなったデス・キャブ・フォー・キューティー。米ビルボード・アルバム・チャートにて3位を記録し、グラミー賞にもノミネートされた2011年リリースの『コーズ・アンド・キーズ』から約4年ぶりの新作となる『金継ぎ』は、彼らにとって節目となる1枚と言っても過言ではない。

 米ロサンゼルスにてプロデューサーにリッチ・コスティを迎え制作された今作は、2014年にバンドからの脱退を表明した創立メンバーの一人で、ギタリスト、キーボーディスト、プロデューサーでもあったクリス・ウォラが参加した最後の作品となる。アルバムのタイトルとなっているのは、日本の伝統的な陶磁器の修復方法である金継ぎ。割れたり、かけてしまった陶磁器を金や銀、白銀といった貴金属でその割れ目を継ぎ、その割れ目を隠すのではなく、あえてその継ぎ目自体をデザインとして楽しむ手法を言うのだが、ダメージや擦り切れたものをそのものの歴史の一部として受け入れる、という物の哀れの美学、哲学を意味している。

 ヴォーカリスト/ギタリストのベン・ギバート、そしてドラマーのジェイソン・マックガーにタイトルを提案したベーシストのニック・ハーマーは「僕たちの内部で起こっていた出来事、そしてここに収録されている楽曲で歌われる歌詞の内容などを考えて、この壊れたものを修繕し、新たな美を生み出していく、というこの言葉が、僕たちにすごく大きく響いたんだ」と話しており、「哲学的に、精神的に、そして感情的に、ここに収録されている楽曲たちを完璧に言い表している言葉のように感じたんだ」とも語っている。

 現在『金継ぎ』に伴う大規模なツアー・スケジュールも予定されており、ツアーの詳細は、彼らのオフィシャル・サイトのツアー・セクションで随時公開されるとのことだ。

◎『金継ぎ』トラックリスト
01. No Room In Frame / ノー・ルーム・イン・フレイム
02. Black Sun / ブラック・サン
03. The Ghosts Of Beverly Drive / ザ・ゴースツ・オブ・ビヴァリー・ドライヴ
04. Little Wanderer / リトル・ワンダラー
05. You’ve Haunted Me All My Life / ユーヴ・ホーンテッド・ミー・オール・マイ・ライフ
06. Hold No Guns / ホールド・ノー・ガンズ
07. Everything’s A Ceiling / エヴリシングズ・ア・シーリング
08. Good Help (Is So Hard To Find) / グッド・ヘルプ
09. El Dorado / エル・ドラド
10. Ingenue / アンジェニュー
11. Binary Sea / バイナリー・シー

◎リリース情報
『金継ぎ』
デス・キャブ・フォー・キューティー
2015/4/1 RELEASE
2,457円 (plus tax)

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