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イメージを覆すほど魅力的!ユニークで陽気なコロンビアの映画3選

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グアテマラでスペイン語留学をしていた大善です。現在、南米コロンビアの首都ボゴタに滞在しております。コロンビアといえばドラッグ、治安の悪さ、ラテンの陽気さなどを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、私は実際に生活してみて、その国の一部しか知らずに、悪い印象しか持っていなかった自分が恥ずかしくなりました。

さて、皆さんは他の国へ旅行するとき、どんなイメージを持って旅行しますか? おそらく多くの人は、悪いイメージの国へ旅行することはないかもしれません。しかし、それって少しもったいないと思いませんか? ほとんどの場合その悪いイメージは、国の一部分にしか過ぎないのです。

今回は日本から程遠い国、コロンビアのリアルを知ってもらうため、そして良いイメージを持ってもらうために、コロンビアの映画3作をご紹介いたします。

(1) Los viajes del viento(ロス・ビアへス・デル・ビエント)

PhotoCredit:LosViajes del Viento Facebookページより

コロンビア北部の映画で、アコーディオン奏者である主人公が、彼の住む地域マグダレーナからラ・グアヒーラまでアコーディオン奏者になりたい少年とともに旅をして、彼の恩師へアコーディオンを届けるという話です。この映画はコロンビアの伝統的音楽Vallenato(ヴァジェナート)というアコーディオンを使った手法をメインに描かれており、映画の中では各地域独特の曲が演奏されます。また彼らの旅先から、陽気なラテンのイメージに沿った場面や、地方に残る伝統的風習、独特の白い帽子を被り、今でも独自の文化を守り続けているウィワ族などの先住民族の生活シーンなど、一言では語ることのできないコロンビアの魅力的な景色が描写されています。

(2) Mi gente linda Mi gente bella(ミ・ヘンテ・リンダ・ミ・ヘンテ・ベッラ)

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PhotoCredit:CINE LATINO

コロンビアのコメディ映画監督Harold Trompetero(アロルド・トロンペテロ)による、スウェーデン人の主人公がコロンビアへ旅行し、そこで出会った家族とともに過ごす姿を描いた痛快コメディ。主人公は最初、コロンビアの陽気さと、混沌とした激しい雰囲気に圧倒されていたましたが、次第に文化を理解し、コロンビアという国を愛していくというストーリーです。映画中で熱狂的なサッカー応援シーンや「喧嘩なしのパーティーはパーティーではない」というほどの混沌としたパーティーシーンなど、笑いなしではみることのできない作品です。
またHarold Trompetero監督の映画作品は毎月25日になると、コロンビア全国の映画館で上映されるほど、国民に愛されています。

(3) La estrategia del caracol(ラ・エストラテヒア・デル・カラコル)

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PhotoCredit: Proimagenes colombia

この映画はコメディと悲劇が入り交じったフィクション映画ですが、コロンビアの首都ボゴタの貧困層家庭から見た、貧富の格差の事実に基づいたストーリーで、彼らの社会的身分、居場所をテーマに扱っています。

この映画の監督Sergio Cabrera(セルジオ・カブレラ)は、異なる社会階級の登場人物、彼らのイデオロギーや政治思想を鮮明に描写しており、コロンビアの抱えている問題を、この登場人物を通して理解することができるでしょう。この映画は1993年に公開されたため、今のコロンビアの姿とは多少異なるかもしれませんが、今でも、どの国でもある問題を映し出しているので、リアルを知ることのできる映画と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか? 映画はその国のリアルを鮮明に映し出しており、その国の人間模様、歴史的背景、自然や観光地などを知るためにはとてもいい入り口です。今回ご紹介したコロンビアは、他のラテンアメリカの中でも多くの人種が住み、各地域によってかなり異なった生活様式や文化を持っているので、大変魅力が溢れる国の一つです。これらの映画を見て、コロンビアへの理解を深め、実際に行ってみるのもいいかもしれませんね!

(ライター:大善夏実)

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