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橋田壽賀子 老後資金は子孫ではなく自分のために使えと提案

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『渡る世間は鬼ばかり』や『おしん』などの脚本家として知られる脚本家の橋田壽賀子さん(89才)は、泉ピン子からの勧めもあり、「終活」を開始した。蔵書は地元の図書館に寄贈し、もう着ない洋服はリサイクルショップに引き取ってもらった。そんな橋田さんが、老後のお金について語る。

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 最後に、自身の終活体験を踏まえて、50~60代の皆さんに言いたいことがあります。それは、「老後のために少しでもお金を残しなさい、そしてそれは自分のために使いなさい」ということです。せっかく蓄えたお金を、子や孫の教育費に差し出すという話を聞きますが、私は首をかしげざるを得ません。

 老後を他人の世話にならずに生きたいのであれば、お金は自分のためにこそ使うべきなのです。こう言うとひんしゅくを買いそうですが、現実的に年をとって必要なのは、お金なんです。お金がなければ、老後の心の有り様も、安心感も生まれようがありません。

 日々の暮らしで老いじたくをしながら「精一杯生きた。なんにも後悔がないわ。ああ、面白かった!」、そう言って最期の日を迎えられたら、その人は本当に自分の人生を生ききったことになるのではないか。この頃、しみじみとそう思えてなりません。

※女性セブン2015年1月22日号


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