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後藤まりこ、ゆるめるモ!ら出演「箱庭のクリスマス。」は約4時間の宴に

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後藤まりこ、ゆるめるモ!ら出演「箱庭のクリスマス。」は約4時間の宴に

12月26日、東京・渋谷WWWでイベント「箱庭のクリスマス。」が開催された。8月に後藤まりこ、ハシダカズマ(箱庭の室内楽)、ゆるめるモ!が自由が丘サークルサウンズで行ったワークショップ「アイドルのつくりかた~アイドルちゃんってなんだろう???~」がきっかけとなったこのイベント。箱庭の室内楽をホストに迎え、スペシャルセッションを繰り広げた。

トップを飾ったのは箱庭の室内楽。ホーン隊やコーラス、ふたりの鍵盤奏者など総勢10名がドリーミーなサウンドを奏で、会場をあたたかな空気に変えてゆく。7月に発表したミニ・アルバムの収録曲「bell lyre」「five」など全6曲を披露。ふわりと心地よい中、時に鋭く切り込んでくるハシダカズマ(Vo/Gt)のギターがインパクトを加えていた。

続いて登場したのはシンガー・ソングライター平賀さち枝。ステージは一変し、アコースティック・ギターを抱えた彼女がひとり。「目黒川」や故郷・岩手県宮古市を描いた「カントリーロード」などを歌うと、初見であろうオーディエンスも引き込まれてゆき、大きな歓声と拍手が起きる。「こんなに盛り上がるのは初めて。うれしいです」という彼女の素直な言葉で一段と声の上がる中、箱庭の室内楽とのセッションへ。ラストではギターを下ろし、ビッグバンドの音を楽しむように笑顔で「恋は朝に」を歌い上げた。

三番手は南波志帆。クリエイターズ・ユニット「xxx of WONDER」での活動も活発だった一年だったが、バンドサウンドに乗せてキュートなヴォーカルとキッチュなダンスで魅せる姿は彼女の“原点”を感じさせた。「こどなの階段」「ばらばらバトル」といった代表曲を「渋谷、もっといけるかー!?」という煽りのMCと笑顔と共に届けつつ、ラストの「カノープス」へ。「歌い納め、そして2015年への想いを込めて歌います」と述べたのち、「もう一度/私は私のすべてを信じるの」といった詞を噛みしめるように客席へ届けた。

そして、全速力で駆け抜けた2014年の冒頭を飾った「箱めるモ!」の再現ライヴを繰り広げたゆるめるモ!。「みんなの心を収めに来ました!私たち、箱めるモ!」と、自己紹介も特別仕様。あの(水色)がギターを奏でた「木曜アティテュード」「虎よ」でミックスやケチャが巻き起こり、飛び入りゲストのラッパーDOTAMAの導きでメンバー全員が2014年の思い出をフリースタイルでラップするなど、ゆるめるモ!ワールドに包まれてゆく。だが、先日体調不良による卒業が発表されたゆみこーん(緑)についてのコメントに続き、メンバー6人が緑のリストバンドで揃え彼女のために歌った「さよならばかちゃん」は感動的な響きであった。最後のナンバー「なつ おん ぶる ー」での熱狂との対比は、彼女たちの更なる可能性を感じさせた。

イベントのトリを務めるのは後藤まりこ。伝説的な渋谷AX公演、アルバム「壊れた箱にりなっくす」のリリースなど新境地へ達しつつある彼女は、破壊的なようでファンひとり一人とコミュニケーションするような“愛”の溢れる熱演を繰り広げる。サンタルックに身を包み、iPadとエフェクター片手に縦横無尽に動き回ったのち、箱庭の室内楽との共演へ突入。アジテーションのような「関東ローム層」からスタートし「うーちゃん」「sound of me」などを、この夜だけのセッションを楽しむように魅せてゆく。長丁場の演奏を続けてきたハシダカズマは、後藤に「どう?」と尋ねられると「ビール飲みたい!!」と極まったように返し、箱庭の室内楽としても挑戦の一夜であったのだと思わせた。時にフロアに突入しつつフルテンションで炸裂したアクトは「あたしの衝動」で幕を閉じた。

そしてアンコールの声に応え、ステージにはハシダが登場。この日の出演者全員を呼び込み、箱庭の室内楽の「all」を奏でる。華やかなハミングと満面の笑顔がステージを埋め尽くす中、約4時間の宴が終了した。

パーティーのようで、すべてのアーティストがそれぞれの個性を全開にして挑んだイベントであった。このようなライヴがふたたび開かれることを望みたい。

撮影:ハヤシサトル / みてぃふぉ

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