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長嶋茂雄氏 敬遠に「バット持たず打席に立って抗議」を回顧

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「日本プロ野球の象徴」というべき長嶋茂雄氏。病魔に倒れてから約10年が経つが、懸命なリハビリで驚異的な快復を見せる。長嶋氏が、ファンの脳裏に刻み込まれている「あのシーン」について振り返った。

 ファンを第一に考える長嶋氏にとって、許せなかったのが敬遠である。1968年5月11日の試合では、2死二塁で中日ベンチが敬遠策をとった際、長嶋氏は2ボールナッシングからバットを持たずに打席に立って抗議した。

「敬遠は嫌いでした。お客さんは敬遠を見に来ているんじゃない、バットを振るのを見に来ているんだ。そんな思いから、『冗談じゃない』と抗議の意味を込めてバットを持たずに打席に入ったのを覚えています。

 自分が歩かされるのも嫌いだったけど、僕の前でワンちゃん(王貞治氏)が敬遠されるのはもっと嫌いだった。この時は燃えましたね。敬遠を含め、ワンちゃんがランナーに出ている時の僕は、とにかくよく打ちました。ワンちゃんが出たときは、『よ~し』と気持ちが乗っていたんですね」

 長嶋氏のロングインタビュー「巨人V9の真実」(後編)は、1月5日発売の週刊ポストで掲載される。

※週刊ポスト2015年1月1・9日号


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