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ついにHTCから出たGoogle Nexus 9開封の儀&ファーストインプレッション

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国内では 11 月 4 日に Google Play ストアで発売された HTC 製の 8.9 インチ Nexus タブレット「Nexus 9」を入手したので早速開封の儀を執り行います。今年一発目の開封の儀です。Nexus 9 は、Android の新バージョン「Android 5.0(Lollipop)」を標準搭載した Google ブランドの Android タブレットで、8.9 インチ 2,048 × 1,536 ピクセルという既存の Android タブレットにはほとんど無かった画面サイズ・解像度を採用したほか、ARM 系の CPU では初めて64bit に対応した Tegra K1 Denver 2.3GHz デュアルコアプロセッサを搭載するなど、初の試みが各所に見られる Android ファンにはとっても興味深い製品です。個人的にはスマートフォン製品の多いHTC製であるところに魅力を感じています。今回入手したのは米国の Amazon で販売された 16GB モデルのルナーホワイトです。国内でも同じ内容の Nexus 9 が 43,090 円で販売されています。価格的には一つ前に発売された Nexus 7(2013) からは値上がりしましたが、内容的には妥当なところだと思います。製品パッケージは Nexus 6 と同様に新デザインに変わりました。同梱品は Nexus 9 本体、USB 電源アダプタ、Micro USB ケーブル、取扱説明書や保証書です。Nexus 9 の筐体デザインについて外装面ではサラサラ質感のバックパネルに、ちゃんとしたメタルフレームを採用。けっこう高級感のある印象を受けます。筐体の寸法は、228.25mm x 153.68mm x 7.95mm、質量は 425g(Wi-Fi) / 436g(LTE)。比較的スリムで軽量です。持ってもそれほど重量感を感じません。画面サイズが 8.9 インチなので iPad よりも一回り小さく、端末の取り回し(持ち替えたり、縦横の向きを変えたり)も比較的楽に感じました。前面には HTC のハイエンドスマートフォンで定番のフロントステレオスピーカーを搭載。HTC スマートフォンの「BoomSound」効果にも対応していることになっていますが、タブレット用スピーカーは低音にあまり強くなく、その点は Nexus 9 も同様です。重低音の響くサウンドは期待しない方がいいと思います。上部には電源ボタンとボリュームボタン、マイクがあります。ボタンはどちらもメタル素材で出来ており、質感は良いのですが、ストロークが短くて押しづらさを感じています(これは初期版だけの話で、改良版では改善されているそうです)。左側面には 3.5mm オーディオジャック。右側面には Micro USB 端子があります。下部には何もありません。Nexus 9のディスプレイについてNexus 9 のディスプレイは 8.9 インチ 2,048 × 1,546 ピクセル(QXGA)の IPS 液晶で、カバーガラスには Gorilla Glass 3 を搭載。画面比 4:3 のディスプレイは iPad の定番ですよね。なので、Nexus 9 の表示の感じは iPad を一回り小型にしたものだと言えます。私のように 8.9 インチで画面比 4:3 の端末を待っていた方も結構多いのではないでしょうか。Android タブレットで定番の画面比 16:10 と比較すると、横向きだと上下に長く(続く)縦向きだと左右に長くなります。画面比 4:3 は WEB ページや書物では基本なので、ブラウジングや電子書籍の閲覧には適しています。動画は 16:9 の HD /フル HD が主流なので、4:3 ディスプレイだと、どうしても上下に大きな余白が出来てしまいますが、QXGA 解像度なのでフル HD 動画まではそのままの解像度で再生できます。右側の端末は画面比 16:10 の Xperia Z3 Tablet Compact です。ディスプレイは 8.0 インチ 1,920 × 1,080 ピクセル(WUXGA)。WEB ページは、Nexus 9 の方がより多くの情報を表示できています。Nexus 9 のパフォーマンスについてNexus 9 に搭載されたプロセッサは NVIDIA Tegra K1 2.3GHz デュアルコア(ARM Cortex-A57 ベース)。このプロセッサの CPU は 32bit / 64bit に対応しており、アプリの切り替えといったマルチタスク処理の滑らかさが向上するほか、64bit に対応したアプリの場合、アプリの実行性能の向上も見込まれます。近年の端末はクアッドコア CPU やオクタコア CPU が主流なので、「デュアルコアで大丈夫?」という声も良く聞きますが、Tegra K1 の Denver コアは 1 コアあたりの処理性能が他の CPU コアに比べて高く、そのおかげもあってクアッドコア・オクタコアマシンに比べて体感的に遅いということは感じませんでした。逆に、デュアルコアなので負荷のかかっていないスリープ中などの消費電力は低く、何もせずに端末を放置しておいても 1 週間は余裕で持つほどの消費電力は低いです。ベンチマークアプリの結果を紹介すると、Antutu アプリが 39,000 点台。Quadrant が 14,000 点台。Snapdragon 801 端末ほど高くはありませんが、実際に使ってみると体感的な性能差はほとんどないと感じました。Tegra K1 プロセッサを搭載しているということで、ゲームの動作性能が期待されるところです。ゲームではありませんが、3D グラフィックを多用した Google Earth はおそらく歴代の端末の中で最もスムーズ。また、Crazy Snowboard アプリも長時間プレイしても、カクカクすることなく遊べました。Nexus 9 のソフトウェア・機能についてNexus 9 の OS は Android 5.0(Lollipop)で、最近 Android 5.0.1 にアップデートされました。Nexus 9 も先日レビューを紹介した Nexus 6 と同じソフトウェア仕様なのですが、タブレットなので一部アプリの表示は異なります。アプリにタブレット専用 UI があればそれが表示されます。また、標準でスリープ中の真っ暗な画面を 2 回タップするだけで画面が点灯する機能も搭載(詳細はこちらの記事)。このほか、無線 LAN は Wi-Fi a/b/g/b/ac(2×2 MIMO)に対応。Bluetooth v4.1 や NFC、Miracast、Google Cast にも対応しています。Nexus 9 のカメラについてカメラは背面に 800 万画素(F2.4 レンズ、LED フラッシュ、AF 対応)と前面に 160 万画素(F2.4 レンズ、固定フォーカス)を搭載。標準のカメラアプリは「Google カメラ」です。フル HD 動画も撮影できます。カメラスペックはタブレットにして高い方だと言えますが、Xperia Z3 のようなレベルは期待しない方がいいでしょう。Nexus 9 のバッテリの持ちについてバッテリー容量は 6,700mAh です。9インチ前後のタブレットにしてはやや少ない~平均的だと言えます。システム上の表示だと残り63%であと 13 時間、トータル 18 時間利用できることになっています。バッテリーの減り方は利用するアプリとその時間、端末の設定内容に大きく左右されますが、フル充電で 1 日充電しなくてもバッテリー切れになることはないと思います。


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