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3月11日「大震災の日」に賛否

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自民党の有志議員が、3月11日を「東日本大震災の日」とする法案を考えていることを共同通信が報じ、ネット上で話題となっている。

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共同通信によると、「大震災の風化を防いで教訓を後世に伝え、災害対策への関心を高めるのが狙い」だといい、休日にはしない。2015年1月召集の通常国会での成立を目指す方針だという。

この「東日本大震災の日」については、2014年11月5日、二階俊博総務会長が中心となり、党内で「東日本大震災の日(仮称)を考える会」で話し合いが進められていた。当初は2015年3月11日に間に合うよう、秋の臨時国会で成立を図る予定だったというが、12月の衆院解散のため、法案提出を見送った経緯があった。

この記念日の創設の狙いは理解できるものの、ツイッターには、

「そんな形だけの話はどうでもいいから、ちゃんと復興が出来るように法制度とか整備してくれよぉぉぉぉぉ」
「風化を防ぐには、こういうことよりも、政府が被災者の方々の声にもっと耳を傾けるべきなんじゃないかな」

と、ほかに優先すべきことがあるのではないかという声が多数。また、

「防災の日があるじゃん」
「自然災害は日本のあちこちで。特に東日本に限定しないくてもいいと思うけど」
「教訓のために何かを残すという意味では良い法案かもしれないが、
名称を考え直す必要はあるだろうな」

など、震災の名称を用いることに違和感を覚える声もあがっている。

ちなみに9月1日の「防災の日」は関東大震災(1923年)が発生した日。また1月17日は阪神・淡路大震災の発生にちなんで「防災とボランティアの日」として制定されているが、

「地震の日を作るのであれば、阪神淡路大震災の日は?」
「阪神淡路大震災を差し置いて制定することはないと思う」

など、知らない人も多く、広く一般に浸透しているとは言いがたい。もちろん、東日本大震災の悲劇を風化させず、災害対策への意識を高めることは大切だが、制定するのであれば“形骸化”させない努力を続けることが必要となってくるだろう。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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