福山雅治、念願の“男性限定”ライブが大成功
福山雅治が、自身の夢であった男性客のみ限定のライヴ「福山☆冬の大感謝祭 其の十四 Hotel de Fukuyama III 男の、男による、男のための 聖夜にして野郎夜!! 12.23 Hotel de Fukuyama III 横浜メンズ館」を12月23日に開催した。
オープニング、ステージに登場する福山を迎えるのは、いつもの福山のコンサートとは違う、野太く熱い男性の声。福山自身はその男性ファンを“聖闘士(セイント)”と呼びかける。
ライヴの後半戦まず披露されたのはこの“男祭”のテーマソングであるロックナンバー、「GAME」。この男性限定ライヴを行なう一つのきっかけとも言える曲で、ライヴに見立てて撮影された同曲のミュージッククリップは、今回と同じ男性のみの観客を500人集め収録されたものであった。曲中のコーラス部分は、いつにも増して力強い“男声”が響き渡り、恒例のタオルを上空に投げる演出は、男性らしくタオルがいつもより高く舞う。ダイナミックなインストナンバー「Revolution//Evolution」では、熱くギターのフレーズを弾き、ステージを駆け回る福山に呼応し、観客席から力強い掛け声を浴びせる。炎に包まれ、高く足を振り上げギタープレイを決めるその姿は、まさに男性が憧れる“オトコらしいカッコよさ”そのもの。“デッカイ声を届けてくれや!”と煽りのMCを入れ披露された「明日の☆SHOW」では、曲の前半からマイクを客席に向け、いつもとは違う男性のみの熱い合唱を求める。会場一体となって福山と一緒に歌う姿は、“男の熱い友情”を思わせる、感動的な一幕であった。
そして、この伝説の夜に集まった“聖闘士”たちの人数は、なんと約15,000人。日本音楽史上最大の男性限定ライヴという前人未到の記録を打ち建てた。しかし、18,000人のキャパに対し、目標であったチケット完売を実現させるべく、この場所で、また来年やることを“聖闘士”たちと“男の約束”をし、ステージを後にした。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。