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謎解きしながら社会貢献!? 「献血謎」イベントに行ってみた

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 医療技術が進歩した現代でも、人類は血液を人工的に作ることには成功していない。そのため日本赤十字社では常に献血の呼びかけを行っている。各地の献血ルームではリラックスして献血に臨めるような施設環境を整えるのと同時にさまざまなイベントを開催している。

 今回、新宿の献血ルームにて一風変わった企画が実施されていると聞き、現場に出向いてみた。「献血謎」と題された、まるでサスペンス映画のようなタイトルのイベント……。一体何が行われているのだろうか。

 場所は「新宿東口献血ルーム」。JR新宿駅東口を出て、徒歩5分ほどの距離だ。ちょうどビックロの真向かいあたり、紀伊国屋書店の右隣のビルに入っている。エレベーターで6階へ上がっていくと……。

 ここが入口。「献血謎」の看板がやけにかわいい。中は思った以上に広そうだ。

 迎えてくれたのは「献血謎」の企画を担当したスタッフの一人、東京都赤十字血液センターの相良智則さん。早速イベントについて話を伺った。

 まず渡されたのは、クリアファイルに入った数枚の紙。「世界を救うのは、あなたの血だ」とメッセージで始まる謎解きの問題用紙。多くの血液を失ってしまった一人の少女を救うために、どこかに隠されている「万能血液」が必要だという。問題ひとつひとつをここで紹介することはできないが、本格的かつ決して簡単とは言えない問題が並んでいる。

 「東京大学の謎解きサークル『Another Vision』によって作成された問題です」と相良さん。Another Visionといえば、テレビにも多数出演する話題の謎解き制作サークルだ。「毎年、冬場は献血の協力者が減ります。そこで幅広い世代に興味を持ってもらえるよう、『謎解き』とコラボすることを考えました」とのこと。

 受付中の待ち時間や献血の間にも楽しく過ごせる謎解きは、まさに献血ルームにはぴったりかもしれない。「謎解きに慣れている方だと20分ほどで解いてしまいます。慣れていない方だと、ヒントをもらいながらでも1時間ほどはかかるのではないでしょうか」と相良さんは話す。なかなかの難易度のようだ。

 何か手がかりはないかと探していると、ロビーにヒント集が置かれていた。問題と向き合う際にこちらが役に立ってくれるはずだ。

 最終的にすべての答えを導き出すと、「万能血液」が納められたこの箱を開けることができる。ロビーのいたるところでは、難しい表情で謎解きに挑む人たちの姿が見られた。

 ちなみにこの新宿東口献血ルームは、国内でも最大級の広さを誇る施設。献血室でもゆったり過ごせるような設備が整っている。

 献血中は、テレビを見ながら過ごすこともできる。

 ロビーにはコミックや雑誌も多数置かれている。飲み物は自販機(無料)から自由に取れるので、マンガ喫茶にいるような気分だ。ほかにも「タロット占いサービス」や「お坊さんの人生相談」など、ユニークなイベントが日々実施されているという。「献血ルームに来たことがない方も多いと思います。気軽にリラックスして過ごせる空間なので、ぜひ興味を持っていただければ」と相良さんは語る。

 「献血謎」は12月30日まで開催予定。謎解きが好きな方はもちろん、献血ルームのさまざまなイベントが気になる方は一度、足を運んでみてはいかがだろうか。献血は16歳の誕生日から可能で、所要時間は短ければ40分程度。楽しみながら社会貢献ができる場だ。

【スポット情報】
新宿東口献血ルーム
東京都新宿区新宿3-7-15 カワセビル6階
電話 03-5269-1431
受付時間 成分献血:10:00~17:00、全血献血:10:00~18:30
定休日 12月22日、12月31日、1月1日

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