ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

「目の健康を守るメガネ」が話題!

DATE:
  • ガジェット通信を≫

加齢や食生活の変化、スマホ・PCの使い過ぎによって、視力低下や眼病にかかる人が増えているという。そんななか、12月1日に“目の健康を守るメガネレンズ”が発売になり、話題となっている。

【画像や図表を見る】

「網膜の中心にある黄斑部に蓄積される黄色い色素・ルテインの消耗を抑制するレンズ『ルティーナ』です」

そう教えてくれたのは、「ルティーナ」を開発した東海光学・開発部の鈴木栄二さん。そもそも黄斑部とは?

「黄斑部には、緑黄色野菜から摂取できる“ルテイン”という色素が蓄えられています。このルテインは、目のストレスの原因となる青色光を吸収して、網膜を保護してくれるうえ、ストレスで発生した活性酸素を除去してくれます。ただ、ルテインは効果を発揮するとともに消耗してしまうのです」

黄斑部のルテインが減少すると、目にはどんな障害が起こるの?

「青色光が黄斑部を通過し、網膜に直接当たることで活性酸素が発生。また、ルテイン不足でこの活性酸素を除去できないと『加齢黄斑変性』のリスクが高まります。放っておくと網膜内に細い血管が発達し、視界を妨げる恐れも…。視界が歪んだり、視力が低下したりすることも考えられます」

なんとも生活に支障が出そうな症状だ。あまりなじみのない病名だが、調べてみると欧米では成人の失明原因1位に挙げられ、最近では日本でも急増しているらしい。加齢黄斑変性を防ぐ意味でも、ルテインを守るレンズは有効というわけか。

「黄斑部に到達する青色光を減らすことで、ルテインのムダ遣いを抑え、網膜の保護につながるのです。現代人はスマホやPCの使用でルテインを浪費しがちなので、レンズで遮ることが重要だといえます」

では、ルティーナは具体的にどんな光を遮るのだろう。

「一般的にブルーライトといわれる光は波長380~500ナノメートル。波長が短いほど活性酸素を発生させやすいと考えられますが、ルティーナは特に短い420ナノメートルまでの光を遮る機能があります。この420ナノメートルまでの光は、人間の目ではほとんど青色を感じないため、レンズを無色透明にできるという利点も。青色を感じる420ナノメートル以上の光を遮るには、PC用メガネのように黄みがかったレンズにしなければなりません。メガネとして日常的にかけるには向いていませんよね」

なるほど、ファッション性と実用性を兼ね備えて作られたというわけだ。ところで、ルテインは若いうちから守るべき?

「加齢によって、網膜の前にある水晶体という部分が黄色くなるため、高齢者ほど網膜に青色光が届きにくくなります。逆にいえば、若い人ほど青色光が網膜に届きやすいのです。また、10年前は国内の失明原因の7位だった加齢黄斑変性が、現在は4位に上がっています。今後さらに順位が上がる可能性もあるため、今からルテインの消耗を抑えておくほうがいいでしょう」

目に負担がかかりやすい時代だからこそ、意識したい目の健康。メガネを利用している人は、ルテイン保護レンズを視野に入れてみてはいかがだろうか。
(有竹亮介/verb)
(R25編集部)

「目の健康を守るメガネ」が話題!はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

関連記事リンク(外部サイト)

「ドライアイ=PCのせい」は誤解?
PC用の「中距離メガネ」活用法
レーシック危険性指摘に「遅い」
メガネやスマホを磨けるシャツ
特殊プラスチック 注目のウルテム

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP